みんなでチャレンジ!フラワーデザイン(6)
人生の節目に心こめて贈ろう
プレゼントの花
バスケットに生けられた色とりどりの花にお酒を添えて。 |
誕生日に出産祝い、卒業式、入学式など、人生のさまざまな節目を彩るのが色々なお祝い事。そんな時もらって嬉しいのは何と言っても花であろう。今回はプレゼントの花について。
「本当に花のプレゼントは嬉しいですね。花は散ってしまったらその形は残りません。だからこそいつまでも贈り贈られた、人の心の交流を深く刻んでくれるのでしょう」 嬉しい時、花をもらうと嬉しさが増し、悲しい時は心を慰めてくれる。花はそんな不思議な力を持っている。気持ちのこもった花を贈るためには、どんな事を考慮するといいか聞いてみた。 「花屋さんに頼む時も任せきりではなく、どういう事で贈るのかを伝え、相手の好みも提示しましょう。相手が喜んでくれる姿や、笑顔を想像しながら贈りたいものです。贈られた側も1日でも花が長生きするよう水やりを楽しんだりと、花を大切にしてあげましょう」(次は最終回―祖国の花) プレゼントの例と注意点 ◇花束 ・花を必要な長さに切って束にした後は、水をたっぷりスプレーする。 ・茎の切り口にコットン(もしくはティシュペーパー)をあて包装紙がぬれないようビニールをかぶせ輪ゴムなどで止める。 ・包装紙の上からリボン、麻ひもなどで止める。 ◇切花 ・切花は器にいれたときに形がとりやすいように花を合わせる。 ・水あげを十分したあと水をスプレーして美しくパッキングする。 ◇アレジメント ・たっぷり水を含ませたオアシス(吸水性スポンジ)を表面がつぶれないように器やバスケットにつめる。 ・ケア方法(まめにスプレーするなど)を書いたカードを添えると親切。 ◇鉢物 ・運ぶ半日ほど前にたっぷりと水をやる。 ・傷んだ花や葉は切り落とす。 ・水がきれたのを確かめてから鉢にカバーをする。 ・これにもケア方法(水きり、施肥、日照など)を書いたカードを。 簡単にできる花のプレゼント
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