同胞の店

お好み、もんじゃ・だるま
(千葉県松戸市)

東葛同胞に愛され20年
モダン焼、とんぺい巻が人気


 JR常磐線・新京成線松戸駅東口から徒歩2分。「お好み焼・もんじゃ  だるま」は、地元の千葉・東葛支部の同胞に愛され続けて20年、地元では老舗のお好み焼き店である。

 李元範さん(39)が経営する同店のメインメニューは、看板にもあるお好み焼きともんじゃ焼き、そして「本職の焼肉店にも負けないくらい良質の肉を提供している」と李さんが豪語する焼肉などの焼き物だ。

 基本的に店員がその場で焼くか、焼いて持ってきてくれる関西地方の店とは違い、関東地方のお好み焼き店では客が自ら焼く場合が多いが、同店では「うまく焼けないという人も少なくないことから、要望があればすべて店のほうで焼いて出す」(李さん)という。

 人気メニューは、李さんが焼くボリュームたっぷりの「関西風モダン焼」(950円)。また、豚ロースを卵で巻いたさっぱり味の「とんぺい巻」(630円)も好評だ。

 駅前で東葛支部の会館からも近いことから、地元の朝青や商工会を中心に、平日・週末を問わず多くの同胞が訪れる。最近では、来月2日の千葉県青商会公演を前に練習に熱が入る東葛地域青商会のメンバーらが、練習の疲れを「だるまのお好み焼きとビールでいやす」(李さん)ことが多いという。

 ちなみに同店、価格はすべて税込で、別途消費税は税導入当時から一切取っていないとのこと。案外その辺も庶民人気の秘訣かもしれない。(根)

 おすすめメニュー  豚天(650円)、明太子もんじゃ(650円)、チーズもんじゃ(650円)、げそ焼(ピリ辛味、500円)、豚キムチ焼(680円)、クリームあんみつ(500円)

 営業時間  午後5〜12時。月曜休。千葉県松戸市松戸1329。TEL  0473・64・4226。

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