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朝大学科別研究討論会2001
20分科150編、日頃の研究成果披露 「朝鮮大学校学科別研究討論会2001」が16、17の両日、東京都小平市の同校で催され、学生らが日頃の専門分野の研究成果を論文やスピーチなどで披露した。 初日、開会式に続いて開かれたパネルディスカッション「21世紀の同胞社会の未来と私たちの人材像」では、各分野の同胞専門家たちが、「むつまじく、豊かで、力のある同胞社会を21世紀に築くためには、朝大生が卓越した技術と知識をもって、新しい世代の同胞たちを引っ張っていかなければならない」と、学生たちに期待を込めて注文をつけた。 また2日目には、分科別討論と、各学部のカラーを生かした「支部学術祝典」が開かれ、外国語学部の「英語・日本語スピーチコンテスト」や体育学部の「マッサージ教室」などさまざまな催しと出し物が学生たちの興味を引いた。今年は、20分科にわたり150編の論文が発表され、そのうち最も優秀な2編に奨励賞が授与された。 「百萬人の身世打鈴」上映の荒川実行委 私たちの心を元「慰安婦」に 朝鮮人強制連行・強制労働者の証言を収録したドキュメンタリー映画「百萬人の身世打鈴(シンセタリョン)」荒川上映実行委員会の代表らが、利益金の一部を朝鮮の「『従軍慰安婦』・太平洋戦争被害者補償委員会」に伝えるため9日、東京・千代田区の総聯中央を訪問。実行委員会の森谷新副代表と康敬順・女性同盟荒川支部委員長が、韓正治国際局長に収益金を手渡した。席上、代表らは「われわれの活動が朝鮮と日本の真の友好につながればうれしい」と語った。実行委員会は「慰安婦」問題解決につとめる日本や南朝鮮の団体にも利益金を渡す。 同実行委員会には、活動25年の「荒川日朝婦人のつどい」(中原純子代表)をはじめ、荒川区商店街連合会、自治労、都教組、区議会議員、牧師など40の団体と個人が名を連ねた。アジア諸国への侵略を正当化した「新しい歴史教科書をつくる会」作成の中学校歴史教科書が検定合格されるなど、日本の歴史わい曲が深刻化する中、歴史の事実を一般市民に広く知ってもらおうと映画上映を企画、当日は800人が観覧した。 朝鮮記者同盟第8回大会 金正日総書記、書簡伝達 朝鮮記者同盟第8回大会が19、20の両日、平壌で行われ、朝鮮労働党の鄭夏哲書記、朝鮮記者同盟と出版報道機関の幹部、関係者、同盟の各初級組織から選出された代表者らが参加した。 大会では、金正日総書記が大会参加者に送った書簡「記者、言論人はわれわれの思想、われわれの制度、われわれの偉業をしっかりと擁護、固守する思想の旗手である」を鄭書記が朗読。続いて、同盟中央委員会の活動総括、規約改正、指導機関選出が討議され、同盟委員長に金誠国氏が再選された。(朝鮮通信) 駐朝中国大使、人民武力部長に離任挨拶 金鎰武l民武力部長(朝鮮人民軍次帥)は20日、離任のあいさつに訪れた王国章駐朝中国大使と会見した。朝鮮人民軍将官、軍官と駐朝中国大使館武官が同席した。 また最高人民会議の崔泰福議長は、万寿台議事堂で離任のあいさつに訪れたコソバチュ・ユーゴスラビア大使、表敬訪問したカウザ・ポーランド新任大使とそれぞれ会見した。(朝鮮通信) WHO平壌常駐事務所の開設式行う 世界保健機関(WHO)平壌常駐事務所の開設式が19日、行われ、金秀学保健相、ブルントラントWHO事務局長一行とソレンセン駐朝代表および代表部メンバー、各国外交代表らが出席した。朝鮮中央通信は開設の意義について「わが国とWHOとの協力関係をより発展させるうえで重要な契機になる」と指摘した。(朝鮮通信) 朝鮮とキューバ政府、経済・科学議定書調印 朝鮮とキューバ両政府間の経済・科学技術協議委員会第21回会議議定書が19日、平壌で調印された。 調印式には朝鮮側から李光根貿易相ら、キューバ側からルイス無任所相を団長とする同国政府経済代表団、ロメロ駐朝大使が参加した。また同日、2002年商品交流に関する議定書も調印された。(朝鮮通信) 大マスゲーム「アリラン」創作中 来春、4月に公開、上演 平壌19日発朝鮮中央通信によると、現在新しい大マスゲーム・芸術公演「アリラン」が創作されている。 朝鮮民族に愛されてきた歌「アリラン」には、民族の情緒と魂が込められ、悲しみと喜びの歴史が秘められている。 この歌をテーマにした作品は、民族的情緒あふれる優雅で華麗な舞踊、高度なテクニックを駆使した体操とサーカスなどで演出される。 4幕と序幕、終幕、そして10景で構成される作品の創作には、国内外のコンクール受賞者や著名な芸能人、青少年学生らのべ10万人が参加する。 大マスゲーム・芸術公演「アリラン」は、2002年4月から綾羅島のメーデースタジアムで行われる。(朝鮮通信) |