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朝日新聞のねつ造記事、訂正と謝罪を要求

総聯中央、商工連などが厳重講義

  朝日新聞が総聯の権威を著しく傷つけ、日本の世論をミスリードする記事を掲載したことと関連し、徐世教経済局長をはじめとする総聯中央と商工連合会の活動家らが22日、朝日新聞東京本社を訪れ、編集幹部と会い厳重に抗議した。同紙は20日付朝刊1面トップに「融資の大半は回収が困難で、両組合の破たん要因の一つになったとみられる」という記事を掲載し、朝銀東京、朝銀関東信用組合の破たん原因があたかも総聯に対する融資にあったかのごとく記事をねつ造した。

 一行は記事の不当性と報道姿勢の問題点について指摘しながら、記事の訂正と謝罪を強く求めた。

 また同日、総聯東京都本部と同管下の朝青、女性同盟、顧問委員会の代表らも東京本社を訪れ、民族差別と偏見に満ちたわい曲記事がもたらす結果について、すべての責任を負うべきだと強調した。26日には朝青中央、青商会中央、留学同中央の代表らも東京本社を訪れ抗議した。

各地の朝鮮学校でバザー

西神戸初級では愛校節

 各地の朝鮮学校で地域社会に学校を開放するバザーが開かれ、数百〜千人以上の日本市民が訪れ民族教育に対する理解を深めている。

 兵庫・神戸市の西神戸初級学校では4日、毎年恒例の「愛校節」と公開授業が行われ、近隣の日本小学校校長や教員をはじめ500人が同校を訪れた。

 運動場に設置された仮設舞台では幼稚園児のチョゴリファッションショーや初級部児童による吹奏楽の演奏が披露された。また、張裕子会長をはじめ40人のオモニ会委員、総聯西神戸、須磨垂水支部管下の同胞が朝鮮料理や手作り品、日用品の販売に奮闘した結果、130万円の利益を上げ、全額を教育会に寄付した。 【西神戸初級】

朝中政府、国境通過地点・管理協定調印

 朝鮮民主主義人民共和国と中華人民共和国政府間の朝中国境通過地点設定・管理制度に関する協定が24日、平壌で調印された。

 調印式には、朝鮮側から姜錫柱第1外務次官ら関係部門の活動家、中国側から李肇星外務次官を団長とする外務省代表団メンバー、そして王国章駐朝大使と大使館員らが参加した。

 協定文には、姜第1外務次官と李外務次官がそれぞれサインした。

 なお、中国外務省代表団は同日、空路平壌に到着した。

米軍虐殺の遺骸、信川で新たに59柱発見

 平壌23日発朝鮮中央通信によると、黄海南道信川で朝鮮戦争時に米軍などによって虐殺された住民の遺骸59柱が新たに発見された。

 遺骸は、信川邑にある虎岩山麓の塹壕跡に埋められ、遺骨とともにバックル、かんざし、薬きょうなど40余種、218点の遺物も発掘された。

 当時の目撃者、リ・ソンジン氏(男性=65歳)によると、米軍らは1950年10月、信川教会堂の地下室で多くの人々を拷問、虐殺し、そこから死体などを運び出して虎岩山麓に埋めた。なかには、まだ息をしていた人もいたという。

 信川では朝鮮戦争時、米軍が占領した50余日間に郡内の4分の1にあたる3万5000余人が虐殺された。

平壌美術大学展示会開幕、580余点展示

 平壌美術大学美術展示会が22日、平壌国際文化会館で開幕した。

 会場には、平壌美術大学生たちが創作した朝鮮画、油絵、出版画、彫刻、工芸、産業美術など580余点が展示されている。

 また、平壌美術大学展覧会を現地指導する金日成主席の姿を描いた朝鮮画や油絵「白頭の精気を抱いて」などがメイン展示された。

マレーシア国王死去、金永南委員長が弔電

 最高人民会議常任委員会の金永南委員長は22日、マレーシアのアジズ・シャー国王が病死したことでアビディン副国王に弔電を送り、副国王と副国王を通じて故人の遺族に哀悼の意を表明した。また、洪成南総理もマハティール首相に弔電を送り、哀悼の意を表明した。(朝鮮通信)

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