在日本朝鮮人中級部選抜チーム、埼玉国際ユース大会に出場

公式試合参加は初


埼玉県選抜U−15チームと対戦する在日本朝鮮人中級部選抜(左、11月24日)
 第1回埼玉国際ユース(U―15)サッカー大会が11月23、24日、さいたま市の埼玉スタジアム2002で開かれた。大会には各地の朝鮮学校中級部サッカー部から選抜された在日本朝鮮人中級部選抜チーム、南朝鮮のソウル市選抜チーム、埼玉県選抜U―15、同U―14チームが参加し、熱戦を繰り広げた。朝鮮学校中級部が選抜チームを組み、公式試合に参加するのは初めてのことだ。

 朝鮮選抜は合同練習の期間が1週間足らずということもあり、埼玉県選抜U―14に1―2、2、3位決定戦をたたかった同U―15チームに0―3で負け、最下位に終わった。優勝はソウル市選抜。

 李康弘総監督は、「経験不足の表れ」と試合を振り返る一方、この間選手たちが互いに刺激を受け、生き生きとプレーしていたことに触れ、「今後も初級、中級、高級部別に選抜チームを作り、さまざまな試合に積極的に参加したい」と語った。

 なお、23日には在日本朝鮮人中級部選抜とソウル市選抜チームとの交流会(在日本朝鮮人埼玉県体育協会、埼玉韓国青年商工会の共催)が宿舎の県民活動総合センターで行われた。

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事