同胞コミュニティー東西南北

ウリマルをこよなく愛し

愛知ウリマルサークル・イッポ

ここに注目!

今年で7年目
男性メンバー募集
21ヵ所36回の公演実績
◆オリジナル寸劇の製作も

 ウリマル(朝鮮語)をこよなく愛し、1世のウリマルを体得して自由にウリマルを使いこなしたいという思いを胸に、たった2人が始めた発音練習が最初のきっかけです。それから3カ月後の1995年10月25日、有志6人で発足の集いを開きました。

 その2カ月後には7人で第1回稽古場公演を行い、それを機に、有志がどんどん増えていきました。話術をやりたい人が多いこと、一人ひとりのウリマルに対する思いが強いことに驚きと喜びを感じました。そんな強い思いが、なかなか集まるのが難しい中でもこれまで続けることのできた要因だと思っています。愛知ウリマルサークル「イッポ(朝鮮語でかわいい、日本語で一歩の意味も)」は今年で7年目を迎え、これまでのべ18人が参加しています。

 10代から40代までさまざまな年齢層のメンバーがいますが、なぜか全員女性(男性の参加を心待ちにしています)。年齢層はもちろん、職業もさまざまなだけに集まれる時間も限られ、全員が実際に練習などの空間を共有するのはなかなか困難です。しかし、「ウリマルを使いたい」という気持ち上での団結は強く、臨機応変に活動しながらこれまで21カ所36回の小公演を行ってきました。

 朝鮮学校や同胞のイベントはもちろん、日本学校や日朝友好清水寺祝祭などの対外的なイベントにも招かれ出演しています。1世同胞の人生を描いた「テマンハルモニのお話」をはじめ、オリジナルの寸劇や紙芝居も制作しており、作品のレンタルも行っています。年に1度の稽古場公演も欠かさず続けており、客層は着実に広がっています。

 手作りの公演内容はもちろんのこと、日頃の練習もマニュアルのない試行錯誤の連続ですが、これからも、美しいウリマルでウリ(私たち)の素晴らしい物語を学び、語り継いでいきたいと強く思っています。(メンバー一同)

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