同胞コミュニティー東西南北

みんなでやろうよ俺たちコリアン

愛知・豊田青商会

ここに注目!

アイデア生かして学校支援
幅広い交流・親ぼくイベント
会員増やし、さらに地域密着へ

 豊田青商会は1998年9月20日に結成されました。来年9月からは5年目に突入します。

 掲げているスローガンは、「みんなでやろうよ。オレたちKOREANだっちゅうの」。つまり、朝鮮人であることの民族性を大切にしながら、みんなで協力して地域同胞社会を盛り上げていこうということです。

 愛知県の豊田市、足助町を中心とした広い地域を活動範囲としている豊田青商会の特徴は、会員のほとんどが労働青年であること。金雄三会長をはじめ副会長2人、幹事長1人の役員が中心になってがんばっており、役員らは月2回の幹事会を欠かさず続けています。また役員はみな、総聯豊田支部の常任委員や豊田地域を学区とする愛知朝鮮第7初級学校の教育会役員も兼任しています。豊田同胞社会の現状と未来、とくに子どもたちの民族教育の問題を自分の問題として真剣に考えているからです。

 豊田青商会の活動の柱は2つ。民族教育を支えるための活動と、地域同胞間の親ぼくを深めるための活動です。民族教育支援では昨年冬、愛知中高のコンピューター40台分のLAN工事を業者に頼んだ場合の相場の半額程度で私たち自らが引き受け、その収益で愛知第7初級の教室と教員室のドアを修理し、コンピューター2台を寄贈しました。

 また親ぼくに関しても、豊田青商会自体の交流イベントはもちろん、豊田地域の若いオモニたちの集まりである「ピョンアリ(ヒヨコの意味)」とボーリング大会や焼肉大会をしたり、隣接する豊橋青商会とソフトボール大会を行うなど、幅広い活動を行ってきました。

 今後の目標としては、まずは何よりも会員数を現在の1.5倍に増やし、さらに地域に密着した活動を行っていくことです。(李豊実幹事長)

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