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在日同胞4選手、日本国際柔道大会に国家代表として出場

1月12、13日  日本武道館

 来年1月の12、13日、東京の日本武道館で開催される2002年日本国際柔道大会(全日本柔道連盟主催)に、朝鮮民主主義人民共和国国家代表として在日同胞選手4人が出場する。大会には30の国と地域から176人の選手が参加する。

 エントリーされている在日同胞は、趙晃宏(−66キロ級、京都柔道団・20歳)、金泰義(−73キロ級、大阪柔道団・20歳)、高孝義(−90キロ級、大阪柔道団・28歳)、李成龍(+100キロ級、朝鮮大学校・20歳)の4選手。

 出場選手たちは、「2度とない機会と思い全力を尽くす」「祖国の旗を場内になびかせられるようがんばりたい」などと意気込みを語っている。

私学並み教育助成を

朝鮮学校を支える会など県知事に要請書、埼玉

 埼玉の朝鮮学校を支える会(嶋田和彦代表)と日朝友好連帯埼玉県民会議(鎌倉孝夫議長)は18日、朝鮮学校の処遇改善を求める要請書を土屋義彦・埼玉県知事あてに提出した。この日県庁を訪れたのは嶋田代表ら4人で秦哲美県会議員が同席した。

 要請書で代表らは、埼玉朝鮮初中級学校が地域社会との交流に努め、日本人、日本学校との友好関係を築いていることに触れ、日本政府が朝鮮学校を学校教育法上の「1条校」として扱っていないことから朝鮮学校に対する県の助成金は私立学校に比べ少なく、国立大学への受験資格も認められていないと指摘。国際親善の観点からも、県が朝鮮学校の不利益解消に向けた努力をするべきだと主張した。そして、@埼玉初中に対する私立学校運営費補助金を日本の私立学校並みに増額することA朝鮮学校卒業生に県立大学の受験資格を与えること――を求める要請書を提出した。

 対応した後閑博学事課長は、「助成金問題については今年5回にわたって要望を受けた。県の財政は苦しい状況だが、関係者が喜べる答えを出せるよう努力したい」と答えた。【埼玉支局】

鄭書記、中国ラジオ映画テレビ代表団と会見

 朝鮮労働党の鄭夏哲書記は20日、平壌の万寿台議事堂で中国国家ラジオ映画テレビ総局代表団(団長=胡占凡副局長)と会見した。朝鮮中央放送委員会副委員長と駐朝中国臨時代理大使が同席した。

 胡副局長は席上、滞在期間、各所を見て回り朝鮮人民が金日成主席を敬慕している姿を目撃し、深く感動していると述べた。

 そして、中国人民は朝鮮人民が国の統一と社会主義建設で収めた成果をうれしく思っていると語った。

 なお、同代表団は18日に平壌入りした。(朝鮮通信)

新しい農業体系創立40年記念中央報告会

 金日成主席が1961年、平安南道粛川郡への現地指導を通じて郡協同農場経営委員会を基本とする新しい農業指導体系を創設してから40年にあたる18日、同郡で記念中央報告会が行われた。

 報告会では、粛川郡内の農業部門の活動家と勤労者に送る朝鮮労働党中央委員会の祝賀文を、洪成南総理が伝達した。

 また、朝鮮労働党の桂応泰書記が記念報告を行い、「金正日総書記の軍事優先の革命指導を受け入れ、朝鮮式農業指導体系の優位性を発揮させて、社会主義農業問題の完全な実現と農業生産で決定的な転換をもたらそう」と強調した。(朝鮮通信)

日本当局の総聯への政治弾圧

各国で引き続き糾弾

 朝鮮中央通信によると、各国の団体、組織、各界人士が引き続き日本当局の総聯政治弾圧を非難する声を強めている。

 オーストリア朝鮮関係促進協会(20日)、朝鮮統一支持スイス委員会(11日)、ナイジェリア・チュチェ思想研究全国委員会(10日)は声明、金日成ベラルーシ朝鮮親友協会と「民主主義、社会的進歩と正義のための運動」は共同声明(10日)、またインド・アジア太平洋法律家協会世界平和委員会(5日)、南朝鮮での民主主義人権のための国際法律家委員会書記長のフランス・ニース総合大学のシャベン教授(4日)は談話を発表し、「日本捜査当局の朝鮮総聯弾圧は、世界平和愛好勢力の糾弾を免れない」と指摘した。(朝鮮通信)

労働新聞も日本当局を非難

 労働新聞18日付は署名入り記事で、日本当局が朝銀問題を口実に総聯中央の元財政局長を逮捕し、中央本部などを強制捜索したのは、総聯組織を破壊、抹殺するための計画的な政治弾圧だと非難した。また今回の弾圧は朝鮮と総聯に対する敵視政策の産物だと指摘。在日朝鮮公民の民族的権利に対する侵害はすなわち朝鮮の自主権に対する侵害だとして、総聯と海外同胞の尊厳と自主権を侵す行為は絶対に許さないと強調した。(朝鮮通信)

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