平壌にある金策工業総合大学の卒業生らが医療設備の近代化で成果を収めている。

　コンピューターによる細胞移転測定システムの完成と脈拍周期分析器、中・低周波治療器、電気メスなどの製作が代表例としてあげられる。卒業生らはまた、針のない注射器の力学的測定をコンピューター化し、コンピューター断層撮影（ＣＴ）装置の寿命を２倍に延ばし、画像の質を正確に評価できる数学的方法論も発見した。

　金策工業総合大学の卒業生らは、経済分野における技術革新の担い手として最近、朝鮮国内のメディアでも、その研究成果が積極的に紹介されている。医療の分野における活躍も活発で、コンピューターによる転位測定システムと電気メスなど、操作が簡単で高性能な設備は、すでに臨床現場に導入され好評を博しているという。

「プラウダ」新聞出版社から訪ロ文献集

　金正日総書記のロシア訪問（８月４、５日）に関する文献集がロシアで出版された。

　「プラウダ」新聞出版社が、編集、出版した文献集には、金正日総書記とプーチン大統領が会談する写真、朝ロ・モスクワ宣言文にサインする写真、レーニン廟に献花する写真などが収められている。また、総書記がロシアのイタル・タス通信社と行ったインタビューの全文とプーチン大統領が催した宴会で行った演説、そして朝ロ・モスクワ宣言などが編集されている。

「朝鮮民族楽器図鑑」

　朝鮮文学芸術出版社から「朝鮮民族楽器図鑑」が出版された。

　今回、出版された「朝鮮民族楽器図鑑」は、２０世紀後半に大きく発展を遂げた朝鮮の民族楽器の様式と、その歴史を写真やイラストなどで紹介している。収録された１００余種の楽器は弦楽器、管楽器、打楽器に分類されている。

会談の関連記事