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全国私立高校バレーボール大会

朝高選抜、男女ともに1勝

 第6回全国私立高等学校男女バレーボール選手権大会(20〜23日、東京・町田市立総合体育館など)に、朝鮮高級学校選抜チーム(男・女)が昨年に続いて出場(大会本部推薦)した。

 同大会は「ウィンターバレーボール大会」とも呼ばれ、「春の高校バレー」「夏のインターハイ」「秋の国体」と肩を並べる大会。今年は全国9ブロックの予選を勝ち抜いた160校が参加。朝高選抜の男女両チームは、共に予選リーグ1勝3敗の成績で、惜しくも決勝トーナメントには上がれなかった。

 女子チームの朴慶雅監督(大阪朝高)は、「ここでの1勝は、選手たちがバレーボールをしていくうえで大きな経験になる」と述べ、男子チームの梁大河選手(大阪朝高3年)は「勝利はみんなの心を一つにして得たもの。卒業後は大阪バレーボール団でがんばりたい」と語っていた。

最高司令官推戴10周年中央報告大会

 金正日・朝鮮人民軍最高司令官推戴10周年(24日)慶祝中央報告大会が24日、平壌の4.25文化会館で開かれ、党と国家の指導幹部が参加した。

 大会では趙明禄国防委員会第1副委員長(朝鮮人民軍総政治局長)が「敬愛する最高司令官の指導に従い、軍事優先の旗印も高く新世紀の革命的進軍を力強く推し進めよう」と題する報告を行った。

 そのなかで趙第1副委員長は、「金正日総書記を革命武力の最高首位に奉じることにより、わが軍隊と人民は厳しい歴史の嵐のなかで偉大な軍事優先の時代を切り開き、チュチェ革命の継承性をしっかりと保ち、社会主義偉業を固守し、革命の新たな一大高揚期をもたらすことができた」と強調した。(朝鮮通信)

労働新聞は社説

 24日付の平壌各紙は社説を掲載。労働新聞は「わが軍隊と人民は偉大な最高司令官に従って革命の赤旗をあくまでなびかせていくだろう」と指摘した。(朝鮮通信)

中央研究討論会も

 金正日総書記の軍事優先の革命指導業績に関する中央研究討論会が20日、平壌の人民文化宮殿で行われ、朝鮮労働党の崔泰福書記と最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、そして省、中央機関、科学、教育、文化芸術、出版報道機関の活動家らが参加した。

 討論会では、金正日総書記の軍事優先の革命指導業績について研究した論文が発表された。(朝鮮通信)

李滉さん肝臓移植成功

「心温まる善意に感謝」と両親

 岐阜県各務原市在住の李滉さん(19)の肝臓移植手術に必要な諸経費を補うため、「李滉君を救援する会」では募金運動を展開していたが、李さんは11月末、ソウル中央病院で生体肝臓移植手術を受け、成功した。現在は松波総合病院に入院し治療を続けている。

 募金運動では、李さんが通う岐南工業高校をはじめ多くの学校の生徒、児童およびPTAの人、朝鮮大学校をはじめ各地の朝鮮学校生徒、学父母、また県内外の諸団体、個人、在日同胞から約2900万円という「善意」が寄せられた。

 李さんの両親は、「多くの方々の心温まる善意に感謝している。息子は以前に比べ精神的、肉体的にも強くなった。闘病生活は続くが、家族みんなの力を合わせて頑張っていきたい」と語っている。

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