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胃腸の健康にアロエが効果的

 トゲのある独特の葉形をした薬草、アロエ。原産地は南アフリカで約300種類もあると言われるが、薬草として用いられるのは「キダチアロエ」という種類だ。

 苦味の強い薬草だが、胃の健康を保つとともに、整腸に効果のある「アロニエン」、便秘解消に効く「アロエエモジン・バルバロエン」などが含まれている。

 胃腸が疲れたなと思う人は、トゲを取り、おろし器ですり降ろして葉汁を服用すると良い。皮下のゼリー状の部分には消炎作用があるので、切傷、軽い火傷などにも効果がある。

 鉢植えのものを買えば、年間を通して採集できる。

 飲みすぎ、食べすぎには、葉汁を1日3回、食後30分に飲む。1回に盃1杯程度が目安。

 便秘解消には、空腹時に葉汁を1日1回飲む。こちらも盃1杯を目安に。

 切傷などには、ゼリー状の部分をガーゼに塗り、直接患部にあてる。(「こうねんのひろば」No.67参照)  

生活習慣病予防外食のコツ

 何かと忙しい現代人。ついつい外食に頼ってしまうことも少なくないだろう。そこで、生活習慣病から身を守る外食のコツを各種類に分けて紹介する。

 和食 生活習慣病を予防するには和食はおすすめだ。さらにひと工夫加えるとすれば、@ごはんは軽くついでもらうA定食でも野菜の小鉢を一品追加Bおひたしや冷奴に醤油はかけないCゴマやとうがらしなどを使う。

 中華 素材の豊富な中華を上手に楽しむためには。@八宝菜と青椒肉絲がおすすめAお皿を斜めにして油をよけるBめん類を選ぶ際には具だくさんのものをCラーメンの汁は半分残すD会席では味の淡白なものから。

 洋食 選び方に気をつけたいのが洋食。そのポイントは、@肉はロースよりヒレAスープはポタージュよりコンソメBアイスクリームよりシャーベットCカロリーは3日〜1週間単位で調整する。

  ついつい飲みすぎてしまうが、お酒のカロリーは意外と高い。そこでご飯のエネルギーと換算してみると分かりやすい。例えば、ビール中びん1本=ご飯1杯分、日本酒1合=ご飯軽く1杯分。お酒を飲む際には途中で水やお茶を飲む。暴飲に気をつければ、二日酔いの防止にもなる。おつまみには野菜、豆、きのこ、海草を加えるとよい。

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