検索ネット2年で4.6倍

メールで資料請求、外国の専門誌も閲覧


コンピューター資料の検索が科学技術の
発展に寄与している  (平壌医科大学)


 朝鮮中央通信は1月31日、朝鮮で科学技術資料の検索ネットワークが急速に拡大、この2年間で4.6倍に増えたと報じた。

 このネットワークは、中央科学技術通報社が管理・運営するもので、同社は1997年に「光明」という検索システムを開発。金日成総合大学、人民大学習堂、科学院発明局、内閣の委員会や省、各地の科学研究機関や大学、工場その他、個人のコンピュータも結ばれている。

 同通報社では、電子メールで資料の注文も受け付けており、掲示板も設置し、メンバーに情報交換の場を提供している。

 ネットではまた、科学技術に関する外国の書籍や新刊も閲覧できる。

 朝鮮中央通信は、「多くの科学者や技術者は、経済発展と人民生活の向上に寄与する科学技術問題の解決に必要な文献、世界の先端技術資料をコンピュータを通じて迅速に利用している」と報じている。

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