ボランティア活動を考える公演会

千葉朝鮮初中級学校


 ボランティア活動への関心を高めようと、千葉朝鮮初中級学校の中級部で、自身も障害者である、NPO法人日本福祉教育研究所の妹尾信孝所長を招いて先月15日、「障害、民族を超えともに生きよう」と題する講演会が開かれた。(写真)

 妹尾氏は、障害者としての体験を通して福祉問題と人権、教育問題について各地で講演を行いながら、障害者に対する差別と偏見を克服して行くよう訴えてきた。

 この日妹尾氏は、「人は誰でも必ず生きる価値と役割を持っている」と述べ、「人を助けながら自分を生かしていくのが本来の福祉のあり方で、ボランティアの精神だ。障害者と健常者の違い、民族の違いなどを乗り越え、共に暮らしやすい社会を目指していこう」と語った。

 生徒たちは、妹尾氏の話に目を輝かせながら熱心に聞き入っていた。

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