出会い−民族結婚A・・・・同胞結婚所がサポート

願望を行動に¢樺k所へ

アピール度高める見合い推薦

見合いから3ヵ月 林、金さんの場合


 出逢いから3ヵ月でスピード結婚を果たした林永樹(34)、金春美(28)夫妻(いずれも仮名)。現在、2人目の出産を控え、あわただしい毎日を送っている。

 2人が同胞結婚相談所の「チョンシル・ホンシル」ネットワークに入会したのは6年前の95年のことである。いずれも関東出身で、民族教育を受けた。

 パチンコ店店長を勤める林さんは、4人姉兄の末っ子。姉兄らは結婚後、子供にも恵まれ、幸せな家庭生活を送っていた。  

 「アボジ、オモニと呼ばれる姉兄らを見ているとたいへんうらやましくて、自分も早くという結婚願望が強まっていた」という林さん。

 そんな気持ちの焦りもあり、また同胞女性と出会う機会も少ないことから、「日本の女性との結婚もやむを得ない」と、日本女性と交際したこともあった。

 しかし、生活習慣や価値観が違い、なかなか進展しなかったという。
 「例えば、食生活1つをとって見ても、相手は自分のことを理解することができなかった」

 そんな時に林さんは相談所の存在を知り、入会を決めた。20代後半の時である。

 一方、事務員の金さんは、20代前半に入会した。出逢いのパーティーには機会あるたびに出席していたが、大勢の中ではなかなか自分をアピールすることが出来なかった。知らず知らずのうちに、見合いを避けていたようだった。

 そんな金さんの性格を知った相談所では、1対1で相手と落ち着いて会話のできるお見合いを積極的に金さんに勧めた。

 そして96年8月、2人は都内のホテルでお見合い。民族結婚を望み、それを行動に移した林さん、見合いを通じて自分をアピールすることのできた金さんたちのフィーリングは、ピッタリだった。

 林さんのプロポーズに金さんは、2つ返事でOKした。出逢いからわずか3ヵ月、そしてゴールインした。式は、新郎が居住する地域の青商会がバックアップし、2人を祝福したという。

 相談所には、今も2人から電話があり、幸せな家族生活を送るうえでのアドバイスを受けているという。(羅基哲記者)

 入会・資料請求などの問い合わせ=同胞結婚相談中央センター(TEL 03・3818・7001)および地方センター、各相談所。ホームページ=http://www.kyoron.net

各地の相談所から

千葉

崔士俊(57) 千葉同胞結婚相談所副所長

 茂原や富津、東金など、遠方の同胞らも気兼ねなく相談所を訪れてください。電話でも結構です。良い結婚相手が見つかるよう、サポートします。そしてそのチャンスを生かし、ゴールインを目指してください。(千葉同胞結婚相談所=TEL  043・233・6112)

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