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朗読、スピーチ技競う

在日朝鮮学生口演大会/東日本と中・四国、九州ブロック

 在日朝鮮学生中央口演大会が11日、東京朝鮮中高級学校と東京朝鮮文化会館(東日本ブロック)、山口県の下関朝鮮初中級学校(中・四国、九州ブロック)でそれぞれ開かれた。同大会は、金正日総書記の誕生日(2月16日)に際して、各地の朝鮮初中高級学校生徒らが朝鮮語と英語のスピーチなどを競うもので、毎年この時期に行われている。

 東日本大会には23校から331人、中・四国、九州大会には10校から85人の児童生徒が出場。各会場には父母らも訪れ、子供たちを見守った(写真)。

 審査は、初、中、高級部別に詩の暗唱、朗読、漫談、演劇、朝鮮語と英語のスピーチなど計9部門で行われ、東日本大会では、東京第3初級、南武初級、東京第1初中、栃木初中、千葉初中、埼玉初中、東京中高、神奈川中高生徒らの計10作品が優秀作品に選ばれて同日、その発表会が行われた。

 なお近畿、東海ブロックの大会は今日16日、兵庫県の西宮市民会館で行われる。

母校盛り立てよう

関東地方在住北海道初中高卒業生「大地の会」結成/家族的な雰囲気の中、東京で

 北海道朝鮮初中高級学校(札幌市)を卒業し、関東地方で暮らしている20〜30代の同胞たちが10日、「大地の会」を結成した(写真)。

 地元を離れて東京、千葉、埼玉などに在住し、各総聯機関や同胞企業などで働く北海道初中高出身者が親ぼくを深めるとともに、母校の発展と在学生の活動を支えるのが結成の目的だ。

 東京・上野で開かれた結成の集いには、第3期から第14期まで20余人の卒業生が参加し、思い出や近況について語り合った。卒業して何年もたつため自己紹介では、「○○の息子です」「○○の娘です」などと家族についての説明が義務づけられた。紹介されるごとに「あの家の子か」「あいつの弟か」などと、家族的な雰囲気で盛り上がった。

 同校は1982年の高級部併設以来、現在まで378人の卒業生を輩出しており、そのうち40余人が関東地方で暮らしている。

 同会では、これからネットワークを強化していくとともに、サッカー大会などで関東地方に遠征してくる北海道初中高生をバックアップするなどの活動を予定している。

統一の扉開く年に/汎民連特別臨時議長団会議

 祖国統一汎民族連合(汎民連)の特別臨時共同議長団会議が13日、ファクスを通じて行われた。北側、南側、海外の各本部の議長団メンバーが@今年の運動方向A6.15―8.15民族統一促進運動期間の活動計画B8.15統一大祝典行事開催問題――について討議し、決定書を採択した。

 基調報告は、1月初めに平壌で行われた民族統一2001年大会で今年を「わが民族同士で統一の扉を開く年」とし、6月15日〜8月15日を民族統一促進運動期間に定めたことを全面的に支持した。そして、6.15北南共同宣言を支持、貫徹して、わが民族同士力を合わせて統一の扉を開いていくたたかいを今年の統一運動の基本方向に定めると強調。民族自主と大団結の原則を堅持し、連邦統一祖国を建設するためのたたかいを全民族的な運動としていっそう拡大、発展させ、他の運動団体との連帯と団結で新たな転機をもたらし、統一力量を拡大、強化していくと指摘した。

電力の実態調査引き続き協議へ /第1回北南電力会議

 北南経済協力推進委員会の第1回電力協力分科会議が7〜10日、平壌で行われた。会議で双方は、北南間の電力協力の実態調査問題を協議した結果、この問題を引き続き協議、推進することにした。

国連職員のための集い/外務省、水害対策委

 2月の祝日に際し、朝鮮の外務省と水害対策委員会は8日、平壌の大同江外交団会館で駐朝国際機構および非政府組織(NGO)協力団体メンバーのための親善の集いを催した。

 集いには、駐朝国連常駐調整者兼国連開発計画(UNDP)のデビット・モートン代表、国連児童基金・(ユニセフ)のディラワル・アリ・カーン代表と代表部のメンバー、NGOの協力団体のメンバーが招かれた。崔秀憲外務次官と李容錫・水害対策副委員長ら関係者が参加した。
(以上朝鮮通信)

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