朝・日親善の集い

京都・南山城


 「2001年南山城地域 朝・日友好親善の集い」が10日、京都市内の会場で催され、同胞と日本市民ら90余人が参加した。

 第1部では、総聯中央の金明守・統一国際局部長が「平和な21世紀をつくるために」と題し、朝鮮を取り巻く対内外情勢について講演した。

 第2部ではまず、主催者側を代表して総聯京都・南山城支部の金学福委員長があいさつし、「今後も朝鮮の自主的平和統一の早期実現、在日同胞の民主主義的民族権利擁護運動とウトロ住民の居住権を守るための運動を支援してほしい」と語った。

 また山中高吉・全日農京都府連名誉会長は、「日朝国交正常化の前進は、日本政府にかかっている。われわれはこれからも日朝親善の輪を広げながら、政府に国交正常化の促進を働きかけていきたい」と述べた。その後食事会が開かれ、参加者らは親ぼくを深めた。

 八島フジエ・城陽市議会議員は「情勢の好転にともない、日本の議員が超党派で集まったことに意義がある。また城南市では、朝鮮学校生に対する教育補助金の支給を議会に上程したが、その実施のために力を尽くしたい」と語っていた。【総聯京都・南山城支部】

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