徹底した帳簿管理を

飲食業者対象税務講演/愛知県商工会


 愛知県商工会による、地元の同胞飲食業者を対象にした業種別税務講演会が6日、名古屋市千種区の同商工会講堂で催され、多くの同胞商工人が参加した。

 商工会の李治雄副理事長が講演し、長引く不況で厳しい経営・税務環境における同胞商工人の心構えと、申告の際のポイント、制度融資に関する説明などを行った。

 とくに、飲食業者が対象とあって、「現金出納帳や売上帳をまめに付けることや、レジ伝票や注文票を欠かさず取っておくことなどの有効なポイントを指摘し、各種帳簿の管理を徹底させること」(李副理事長)が強調された。

 中村区でオモニと焼肉店を経営する車竜煥さんは「確定申告の時期だけに、節税の際のポイントなど、大変勉強になった。参加して思ったことは、聞かないと分からない事がたくさんあるということだ。これからも積極的に参加したい」と語っていた。

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