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昨年のパソコン出荷/過去最高の25%増に

 2000年のパソコンの日本国内出荷台数が軒並み過去最高となった。インターネットや電子メールを楽しみたい個人需要が押し上げた。

 電子機器メーカーの業界団体、電子情報技術産業協会がまとめた、協会加盟企業の2000年の国内出荷台数は1155万4000台で、前年比25.4%増。個人向けは全体の5割近くまで達したと見られる。国内出荷金額は販売単価の下落で、2兆1512円と11%増にとどまった。

 一方、民間調査会社のマルチメディア総合研究所によると、2000年度の国内出荷台数は前年比32.1%増の1324万台。ノート型が50.3%を占め、暦年ベースで初めてデスクトップ型を抜いた。(日経流通新聞2月27日付)

パチンコの市場規模、前年比拡大も人口減

 パチンコ業界のシンクタンク、エース総合研究所は2月19日、「パチンコ参加実態調査2001」を発表した。今回で6回目となる日本国内最大のパチンコ実態調査で、大都市圏と複数の地方都市および周辺の一般市民を対象に、昨年7月下旬から8月中旬にかけて実施された。

 調査によると、昨年の業界市場規模は前年比13%増の21兆4000億円だが、参加人口は同6%減の276万人で、手放しで喜べる状況ではないと分析している。その理由としては、10代のパチンコ離れや、禁煙を機にパチンコを止める傾向などを挙げている。
(パチンコウェブジャパン2月23日付)

パチンコカード業者、材料供給価格無料に

 パチンコカードシステム業者のクリエイションカード情報システムは4月1日より、同社カードのリサイクル回数を現行の300回から500回に引き上げるとともに、追加措置としてカード材料の供給価格を無料にすることに踏み切った。発券管理料は据え置く。

 厳しい経営環境下にある加盟店のカードシステムのランニングコスト低減が目的。これにより、1000円あたりのカードコストは30銭と、従来より約十銭安くなる。同社のシステムを導入する平均的規模の加盟店の場合、追加措置実施時のカードコスト負担額は年間約65万円となる。(パチンコウェブジャパン2月23日付)

「白木屋」運営のモンテローザ、焼肉に参入

 居酒屋「白木屋」などの飲食店約800店を運営するモンテローザは、焼肉人気に着目して、焼肉店「和吉」の多店舗化に乗り出す。現在は2店だが、2002年6月期には約50店に拡大する。焼肉業界は新興勢力が店舗数を伸ばす一方、他業界からの新規参入が続いている。

 昨年10月末の1号店に続き、2月初旬に2号店を出した。2号店は埼玉県のJRさいたま新都心東口駅前に立地。約70席。家族客を見込める立地で、今後も駅前を中心に出店する。

 「カルビ」(460円)や「クッパ」(450円)など370〜470円が中心的な価格帯で、料理を93品提供する。また、酒類も楽しめる焼肉居酒屋としたい考えで、ドリンク類も65品出す。客単価は平均3000円。今後も川崎市や東京都東大和市など家族客の見込める立地に出店し、今期中にさらに5店を出す。(日経流通新聞2月20日付)

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