商工人への融資要請

京都府商工会
府や市、信用保険協会に


 在日本朝鮮人京都府商工会(鄭東善会長)の李己鎬理事長らが2日、京都府と京都市、京都信用保証協会をそれぞれ訪れ、同胞商工人らに対する公的融資が円満に行われるよう、担当部署に要請した。

 李理事長は席上、同胞商工人の多くが事業の運転資金や設備投資などの融資について依存してきた朝銀が金融整理管財人の管理下に置かれ、日本の金融機関から融資を受けることが困難な状況下にあることに触れながら、同胞商工人への公的融資制度の支援、それを利用する条件に欠ける業種については、新たな融資対象に加えるなどの支援策を講じることを求めた。

 これに対し府などの関係者らは、最大限に努力すると語った。【京都府商工会】

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