大阪で金英淑版画展

27点を出品


 在日同胞画家、金英淑さん(大阪市生野区在住)の個展「金英淑版画展」が、6日から11日まで大阪市中央区の楓ギャラリーで開かれた。

 今回の個展は、金さんにとっては初めてとなる版画での個展。2年前から描きためた作品27点(版画23点、クロッキー4点)を展示した。「モチーフは『宇宙と生命』、『人間のルーツ』。基本的技法を用いた人物画を中心に展示した」(金さん)という。

 金さんは、大阪の日本高校を卒業後、本格的に絵画の世界に入り、今年で15年になる。美術研究所の研修生を経て、これまで油彩を中心に様々な美術展に作品を出展。1998年には念願の個人のアトリエ「アトリエKIM」を開設し、絵画教室も開いている。

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