同胞社会に貢献を

各地の朝高で卒業式

東京朝高321人が新たな旅立ち


 4日、各地の朝鮮高級学校(全12校)で卒業式が行われた。東京朝鮮文化会館(北区)で行われた東京朝鮮中高級学校・高級部の第51回卒業式には、321人の卒業生とその父母、在校生と教職員ら約1200が出席した。

 式ではまず、同校の具大石校長が学事報告を行い、新校舎竣工(98年10月)、舞踊部の米国公演(2000年3月)、ラグビー部の全国高校ラグビー大会・東京都予選準優勝(同11月)など、卒業生たちの在学3年間にあった出来事を振り返った。

 そして、商業科の全生徒が全商簿記1級、日商簿記2級などの資格を取得し、98年4月に新設された体育科全生徒に、特別授業と実技を通して、東京消防庁から「救急救命機能認定証」が授与されたことなどについて言及した。

 続いて、全卒業生に卒業証書が手渡され、初級部からの12年間1度も学校を休まなかった58人を含めた、298人の生徒に表彰状が贈られた。

 卒業生を代表して、崔運浮ュんが、「北南首脳会談後、初の卒業生としての誇りと喜びを胸に、祖国統一と在日同胞社会の発展に貢献できるよう励む」と決意を述べた。

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