あの時、このひと言
「われわれは、民族の将来に寄与する共同の取り組みを、日本の歴史わい曲に対する対応から出発しようと思う。…日本の教科書問題に対しては、直ちに対策を立てるべきだ。南北がこのような問題に共同で対応することは当然のことだ。南であれ北であれ誰もが納得するだろう。そうしなければ、歴史学者は全民族からしったされるであろう」(1日、平壌で行われた北南歴史学者共同の討論会・資料展示会に参加した、南の国史編集委員会のリ・ソンム委員長)
◇ ◇ 「長引く不況と日本の金融機関による融資選別が厳しさを増すなか、民族金融機関の存続は同胞社会の切なる願いとなっている。民族金融機関は同胞の生活向上と企業活動および地域社会の貢献において、引き続き必要不可欠なもの。相互扶助と地域密着の原点に戻り、健全で透明性のある新たな民族金融機関を設立する決意を抱いた」(兵庫県商工会の李慶鎬会長。朝銀近畿の破たんと関連し、近畿地方2府4県の同胞商工人が発起人となって兵庫、大阪、京都で新たな信組を発足させる。5日、3ヵ所同時に行われた記者会見で) |