同胞コミュニティー東西南北

同世代同士、深いつながりを

西東京・西部青商会

ここに注目!

◆民族教育を応援
◆家族が楽しめるイベント
◆会員増やす

 在日本朝鮮西東京南部地域青年商工会が結成され、5月で満4年になります。調布市、府中市などに住む20〜30代の同胞が参加しています。

 地域青商会の役割は、同じ地域に住む同胞をつなげることだと思います。南部青商会の対象となる同胞は、親の世代からこの地域に住んでいる同胞が大多数で、顔見知りもいます。しかし以前まで、そのつながりは、あくまでも個人的で、限定されたものでした。青商会は20、30代の同胞が地域の同胞社会に参加する「場」を提供し、その結果、新しいつながりを作ったと思います。

 この間、おもに同胞のネットワークを広げ、民族教育を支援することを活動の柱に据えてきました。

 まず、朝鮮学校を応援する活動。これは、私たち南部青商会をはじめ、西東京青商会傘下の4地域青商会が協力して取り組んできたものです。会員には朝鮮学校保護者も多いですが、今まで西東京第1、2初中の生徒たちのために、安聖友さん(大阪朝高出身)のマジックショーを開催したり、朝鮮学校を支援するバザーにも参加しました。

 今年は西東京第1、2初中の初級部に入学する新入生に初めて制服をプレゼントしました。両校で行われたフリーマーケットと青商会主催のチャリティーゴルフの収益を費用にあてましたが、目に見える形で貢献できたことを嬉しく思っています。

 私たち南部青商会の今年の課題は、より多くの同胞が集まるようにすることです。現在、青商会の集まりに参加するのは毎回20人ほどですが、対象になる同胞はその倍以上になります。昨年、南部青商会は独自にイベントを開催、夏には海へ、秋にはぶどう狩りに行きましたが、今後も家族で楽しめるイベントを開催し、輪を広げていきます。
(役員一同)

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