同胞の店

ネイルアート Ange(アンジュ)
             (埼玉県 浦和市)

独自のデザイン90種


 女性に人気のネイルアート。

 元々絵を描くことが好きだった河敬世さん(23)がブームに着目し、個人でネイルサロンを開いたのが約2年前。専門学校で4ヵ月間アートとティップ(つけ爪)の作製法を学んだ後、大宮で最初の店を構えたが、立地条件が原因で客足が悪く1年で閉店。その後、県内の顧客を対象に半年間「出張ネイル」などを続け、9ヵ月前に現在の店をオープンした。

 顧客には若い女性が多数かと思いきや、40〜60代の主婦も少なくないという。「きれいに彩られた爪を眺めるだけで、気持ちがウキウキしてくるのでは」と河さん。

 アートは、河さんが「思いつくままに手掛けた」約90種類のデザインから選ぶ。季節に合わせて春は桜、夏はハイビスカスと、花をあしらったものが多いが、雪の結晶やヒョウ柄などもある。キラキラ光るラメ入りが人気だとか。

 アートにはアクリル絵の具と極細の筆を使用。仕上がりにトップコートを塗れば、1〜2週間はきれいな状態を保持できる。

 細かい作業で10本すべてにほどこすと1時間はかかる大仕事だが「お客さんの喜ぶ顔を見れるのが何より嬉しい。だからやめられない」(河さん)。最近は、携帯電話のアート(1000円)も始めた。(順)

  メニュー ティップ(1本1500円/10本1万4000円)、カラーリング(1色、10本1000円)ほか。※アート代はデザインによって異なる。

 営業時間 午前11時〜午後8時(日・祝休)。埼玉県浦和市上木崎1−3−32(TEL 048・833・7740)。予約要。

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