同胞コミュニティー東西南北

学校愛する気持ち込め

女性同盟筑豊支部二瀬分会アートフラワーサークル コッパグニ

ここに注目!

◆インターネットなど通じて作品販売、収益を朝鮮学校に寄付
◆分会長が講師、分会活性化させる場に

 現在、李正順分会長の指導のもとで20〜70代まで10余人のメンバーがアートフラワー(造花)作りを楽しんでいます。

 筑豊初中(当時)の家庭科授業に講師として招かれ、李分会長が生徒にアートフラワーを教えた際、その腕前が保護者の間で評判になりました。そして「私も習いたい」と、オモニたちが李分会長の自宅を訪ねたのがサークル発足のきっかけです。

 今では「この年になってこんなきれいな花を作ることができるなんて夢のようだ。生きがいができた」という70代のオモニをはじめ、他支部のオモニたちも教室を待ち焦がれるほどになりました。

 李分会長は数年前、交通事故で目と身体に障害を負ったにもかかわらず、精力的に分会活動を続けています。そんな李分会長をメンバー全員で盛り立てています。

 サークルでは、趣味として作るだけではなく作品を販売し、民族教育の一助にと、筑豊初中に寄付しています。99年11月に宗像で行われた、「ハナ民族フェスティバル」の場で販売もしました。サークルで培ったプロ顔負けの技術と、学校を愛するオモニたちの心のこもった作品は大好評で出品した25作品は完売し、収益の50万円を学校に寄付することができました。

 近いうちにホームページを通しての作品販売もしていく予定です。

 また週1回の教室の場がただ趣味の場に終わるのではなく、総聯の代を継いでいく場、同胞の生活のなかで起こる様々な問題を議論する場、分会を活性化させる場となるよう、メンバー一同がよりいっそう団結していきます。

 そして、オモニたちが作るアートフラワーの花びら1枚1枚が学校を愛する運動につながるよう、頑張っていきたいと思っています。(メンバー一同)

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