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第3次総聯同胞故郷訪問団 80人lがソウルへ出発/5泊6日で故郷へ 第3次総聯同胞故郷訪問団(団長=蔡鴻悦・在日本朝鮮人教職員同盟中央本部委員長)が6日、東日本(成田空港)、西日本(関西空港)別にそれぞれ出発し、ソウルに到着した。 96歳の金吉徳さん(女性同盟葛飾支部)を最高齢に70〜80代を中心に構成されたメンバー80人(随行員6人、記者2人を含む)は、7日から3泊4日の日程で各地の生まれ故郷や先祖の墓、家族・親せきのもとを訪ねる。 なお出発に先立って5日、第3次総聯同胞故郷訪問団結団式が東京の朝鮮会館(東日本地方)と大阪朝鮮会館(西日本地方)でそれぞれ行われた。 東日本地方の結団式では総聯中央の徐萬述第1副議長が歓送のあいさつをし、蔡鴻悦団長が決意表明をした。一方、西日本地方の結団式では総聯中央の呉亨鎮副議長が歓送のあいさつをし、総聯宮崎県本部の金晋坤委員長が決意表明した。 笑顔に包まれた新1年生 各地の朝鮮学校で入学式/朝鮮各地でも 1日、各地の朝鮮初中級学校で入学式が行われた(寄宿舎のある学校は6日)。また朝鮮でも1日、新学期が始まった。 埼玉朝鮮初級学校には昨年より16人多い、38人の新1年生が入学。入学式の行われた講堂は保護者や同胞であふれた。新入生たちは上級生の歓迎のなか、入場。名前を呼ばれてまだ慣れない様子で「イェッ(はい)!」と返事をするたびに、会場からは温かい笑い声がこぼれた(写真)。 一方、朝鮮各地の各級学校では1日、入学・開校式に続いて最初の授業が行われた。今学年度から高等中学校では地域別の特性に合わせた選択科目制度が導入され、注目を集めている。3月31日発朝鮮中央通信は、「国家の経済状況はいまだに困難であるが、教育部門への投資を惜しんでいない。国は、新学年度教育を成功裏に行うため各学校に教具や備品、実験・実習に必要な器具、設備などを新たに備え、補充した」と報じた。 就学補助金を増額/埼玉・吹上町 埼玉県北足立郡吹上町が4月から埼玉朝鮮初中級学校保護者に対する就学奨励補助金を増額する。3月21日までの3月議会で決まったもので、月額5000円が6000円に増額された。 総聯埼玉・北部支部では、昨夏に吹上町に対して助成金増額を求めるなど、活発な要請活動を行ってきた。 金永南委員長、中国共産主義青年団と会見 周団長は席上、訪朝を通じて金正日総書記の賢明な指導のもと、朝鮮人民が社会主義建設で収めた成果を目撃できたと述べ、とくに「苦難の行軍」の時期に朝鮮の青年たちが集団的英 雄主義を発揮し、青年英雄道路を建設したことは素晴らしいことだ、と語った。 さらに、中国共産主義青年団と金日成社会主義青年同盟の連携を強化し、友好を深めていきたいと抱負を述べた。会見には金日成社会主義青年同盟の李日煥第1書記と李濱・駐朝中国臨時代理大使が同席した。 郭副総理はオランダ経済代表団と 団長は同日、金正日総書記への贈物を郭範基副総理に渡した。 総聯代議員が参加/最高人民会議 銭中国副首相が朝鮮外務省代表団と会見 副首相は、金正日総書記の中国非公式訪問は、密接な両国の関係を示すものだし、両国の最高位級相互訪問は、中朝両党の友好関係を世界に誇示することになると述べた。また、朝鮮の北と南が、朝鮮半島問題を自主的に解決することを支持すると述べた。 朝鮮とエジプトが文化交流計画書調印 一方、朝鮮政府とユーゴスラビア連邦共和国政府間の2001―03年度文化交流計画書が3月15日、ベオグラードで調印された。(以上朝鮮通信) |