予算執行など討議

内閣全体会議拡大会議開く


 朝鮮最高人民会議常任委員会と内閣の機関紙、民主朝鮮4月12日付によると、最近、内閣全体会議拡大会議が開かれた。

 拡大会議には、洪成南総理ら内閣メンバーが参加。中央、地方の政権機関の責任活動家、主要工場、企業所の活動家が傍聴した。

 拡大会議では討論と報告が行われ、「苦難の行軍」の過程で達成した勝利に基づき社会主義経済建設で革新と転変を起こし、強盛大国建設の活路を開くための課題と方途が指摘された。

 拡大会議ではまず、最高人民会議第10期第4回会議決定と第2.4半期人民経済計画の実行対策と関連した具体的な課題が指摘された。

 会議では、先軍革命の新時代の要求に沿った強力な国家経済力を備えることが重要だと指摘。経済強国建設で飛躍を遂げるべきだと強調した。

 これと関連して、当面農業に力量を集中させ今年の農業生産を増やし、電力工業、石炭工業、金属工業、鉄道運輸の水準を上げ、国家の経済をいち早く活性化させ、一般消費品生産で新たな高揚を達成することや、白頭山地区を大野外博物館としてより立派に整えることなど、人民経済各部門で提起される具体的な課題を示した。

 次に、最高人民会議法令「朝鮮民主主義人民共和国チュチェ90(2001)年国家予算について」を正確に執行する課題が指摘された。

 これと関連しては、人民経済のすべての部門、すべての単位で増産と節約を行い、実利を保障する原則で経営活動を改善することについて指摘。予算収入で大きな位置を占める主要単位で生産を正常化し、財政管理をうまく行い、より多く稼いで、道、市、郡で地方予算収入を増やし、工場、企業所で独立採算制を正しく実行する問題、全部門、全単位で財政唯一管理制原則と1日生産および財政総括制度を遂行し、計算とウォンによる統制を強化するなど、財政管理を朝鮮式に行うことについて強調した。

 これとともに、国家経済機関の活動家は、新世紀の要求に沿って「大胆に作戦し大胆に実践しよう!」というスローガンを高く掲げ、何事においても革新的な視点で奇抜に発想し、度量を大きく持って設計しなければならないと指摘。一度始めたことは結果を出すまで頑強に進める活動気風を発揮しなければならないと強調した。

 また、すべての経済指導活動家は、一ウォンでもより多く稼ぎ出すために努力し、何事においても十回、二十回と原価を計算し、最小限の支出で最高の質と実利を保障する、やりくり上手な世帯主にならなければならないと指摘した。

 拡大会議では該当する決定を採択した。

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