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朝鮮が女子団体で銀/卓球世界選手権・大阪
4月23日から大阪で開かれている第46回世界卓球選手権の女子団体で、朝鮮が銀メダルに輝いた。 大会6日目の28日に行われた女子団体決勝で、朝鮮女子団体チーム(キム・ヒョニ、キム・ヒャンミ、トゥ・ジョンシル)は中国と対戦し、0―3のストレート負けを喫した。しかし、2000年の前大会の同種目では9位に終わっており、今回の準優勝で「卓球強国朝鮮」の復活をアピールした。2回戦はベラルーシ、3回戦は南朝鮮を下して決勝に進出した朝鮮女子団体チーム。世界選手権での決勝進出は1997年の第44回大会(英・マンチェスター)以来だ。対戦相手は、決勝でこれまで4回対戦して全敗の王者中国だ。 第1試合、世界ランキング1位の王楠と対戦したキム・ヒャンミ。緊張して思うように動けなかったというキムは最後まで力を出し切れないまま0―2で敗れる。第2試合、エースのキム・ヒョニは世界ランキング3位の張怡寧を相手に第1セットを先取するが、第2、第3セットを失い1―2の逆転負け。第3試合、トゥ・ジョンシルは世界ランキング2位の李菊を相手に第1セットを先取した後、第2セットも20―19でマッチポイントを得る。しかしチャンスをものにできずに第2セットを失い、結局第3セットも逃して1―2に逆転される。朝鮮女子団体のリ・ヒョンイルコーチは「まだ技術面で足りないところが多いが、もう少しで世界1に手が届くところまで来た。課題を克服へ練習に励みたい」と語っていた。 一方、男子団体は同日の19〜20位決定戦で英国を3―1で下して19位となった。 なお、会場には連日、同胞らがかけつけ熱い応援を繰り広げている。 団体戦を終えた大会は個人戦に入り、混合、男女の各ダブルス、男女の各シングルスの競技が行われる。閉幕は6日。 アビスパ福岡が福岡初中指導/月1回、1年間 Jリーガーとウリ生徒らが国際親善 福岡朝鮮初中級学校グラウンドで4月21日、地元Jリーグチームのアビスパ福岡による「第1回サッカー教室」が行われた(写真)。 この教室は、同校教育会(石英智会長)理事らが「プロのサッカー選手による指導を」と話を持ちかけ、アビスパ側が「朝鮮学校はわがチームの練習場から車で5分の距離。このような国際親善もチームの重要な活動の一環」と快諾し、実現したもの。 当日、元日本代表の森孝慈GM(ジェネラルマネージャー)と河内勝幸強化部長の2人が、同校の初、中両サッカー部員33人に基本的な技術を指導した。アビスパ側は「これからはトップチームで活躍する選手の指導も実現させる」と話している。同教室はこれから1年間、毎月1回実施される予定。 一方、同日、同校サッカー部に福岡地域青年商工会(李哲和会長)からサッカーボール12個が贈られた。 侵略夢み、平和破壊/労働新聞 米新政権の100日を総括 労働新聞4月30日付は「ブッシュの100日の行跡」と題する署名入りの論評を掲載し、「ブッシュは執権後侵略と戦争を夢見、平和を破壊し、世界制覇を企む力の狂信者としての醜い正体をあらわした」、「100日の間、世界に静かで安らかな日はなかった」と総括した。 論評は、ブッシュ大統領は力に基づいた侵略、強権的な対外政策を強行に推し進める好戦的な態度をためらいもなくとっていると分析。 また、その侵略的で好戦的な正体は対朝鮮政策に現れているとし、その本質は朝米関係を冷却、対決させ、力で朝鮮を圧殺させることだと非難した。 日本政府は責任を果たせ/教科書改悪で日本占領被害調査委が談話 朝鮮の「日帝占領被害調査委員会」スポークスマンは日本政府が歴史をわい曲した教科書を検定に合格させ、教科書改悪を推し進めていることと関連して4月30日に談話を発表した。 同スポークスマンは、検定に合格した歴史教科書は、日本の植民地統治が朝鮮の近代化を助けたかのように歴史的事実をねじまげていると指摘。日本の過去が清算されず、被害者が未だに生きている今日において、「アジア人民の胸をもう一度切りつける二重の犯罪行為」だと非難しながら、事態がここまで悪化したのは、アジアに対する侵略を正当化してきた歴代の日本政府にその責任があると強調した。(以上朝鮮通信) |