同胞コミュニティー東西南北

素晴らしい自然、皆で共有

九州同胞登山協会

ここに注目!

◆九州7県の愛好家参加
◆毎月第3日曜日に登山
◆夏には日本アルプスへ


 九州同胞登山協会は、九州七県(福岡、長崎、大分、佐賀、宮崎、熊本、鹿児島)の同胞登山愛好家たちが集まって、1995年4月に発足しました。現在、会員は50余人を数えます。

 中学1年生の時に初登山で富士山に登って以来、雄大な自然の魅力、頂上にたどり着いた時の何とも言えない達成感にすっかり取りつかれました。私自身、根っからの山好きなんです。この40余年間に「九州百名山」と呼ばれる山のほとんどを踏破しました。

 この山のすばらしさ、登山の楽しさを、多くの同胞と共有したい。皆で汗を流し、1つの目標に向かって進むことで、同胞同士のつながりも深めたい。これが協会発足のそもそものきっかけです。

 協会では、同胞から要望を聞いて毎年末におおまかな年間計画を立て、基本的に毎月第3日曜日に九州各地の山へ出かけます。初級者向けか上級者向けかは事前に知らせて、参加者を募っています。

 これまでに、鹿児島の高千穂峰や韓国岳(からくりだけ)、熊本の阿蘇高岳や根子岳、大分の由布岳などに登り、今年4月には北九州の名山、福智山を踏破しました。毎年、夏場には恒例の日本アルプス登山をしています。

 登山というと「年寄りの趣味」というイメージでとらえられがちですが、協会の主力は40〜50代の働き盛りの2世同胞です。むしろ1世が少ないくらいです。

 参加した同胞たちは、登山の楽しさにのめり込む人がほとんど。「一度、体験したらクセになる」「同胞みんなで行くから安心だし楽しい」「一生の思い出になる」と言ってもらえると、本当に嬉しいです。必ず現地を下見し、同じ山に登る場合もそのつど異なるルートで登るので、その新鮮さも驚きにつながっているようです。

 山は四季によって違う表情を見せます。これからもずっと、多くの同胞と一緒に山を楽しんでいきたいです。(趙明洙会長、総聯福岡・遠賀支部委員長)

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