19全大会迎える総聯A

Qどんな組織なのですか?

A朝鮮の海外公民団体

1998年5月に行われた総聯第18回全体大会 同胞たちはつねに祖国を忘れずにあらゆる分野で寄与している

同胞の生活・権利、民族性守る

 Q 総聯ってどんな組織なのですか?

  朝鮮民主主義人民共和国を支持する朝鮮の海外公民団体であり、思想や政見、信仰、職業、財産、過去の経歴などに関係なく、様々な立場の在日同胞の利益を代表する大衆団体です。

 日本政府のあらゆる民族差別政策に反対し、在日同胞の権利と生活を守るために活動しています。また、祖国の自主的平和統一の実現と、日本をはじめ世界各国の人々との友好親善を目指しています。

 すべての活動を、祖国と民族の利益を守る立場、同胞の利益を常に最優先してそれを守り、同胞に献身的に服務する立場に立って行っています。

 日本の法律と政治、社会制度を尊重する内政不干渉を原則としています。

  組織体系、機構はどうなっていますか。

  総聯の最高決議機関は3年に1回、召集される全体大会です。

 全体大会と次の全体大会の間の最高決議機関は中央委員会です。議長、第1副議長、責任副議長、副議長、中央委員、監査委員らによって構成され、半年に1回、中央常任委員会が召集されます。

 全体大会と中央委員会の決定により、総聯の活動を組織指導するのは中央常任委員会です。議長、第1副議長、責任副議長、副議長と各局長らで構成され、各専門局が設けられています。

 日本の各都道府県ごとに、地方本部があります(一部例外あり)。地方本部は当該地域を区分し、地域同胞生活の拠点となる支部を設けています。支部の下には、同胞たちが助け合い、絆を深める生活の単位と言える分会があります。

 総聯には、商工人、青年、女性といった各階各層ごとに組織された諸団体が加入しています。また出版報道機関、映画製作所や芸術団、保険会社、商社、旅行会社など各分野にわたる事業体、専門機関も傘下に置いています。

 Q 祖国を愛し、自主性と民族性を守るのが総聯の大きな特徴のようですが。

  在日同胞は、かつての日本帝国主義による朝鮮植民地支配の最大の被害者であり、亡国の悲哀、苦痛を誰よりも知っています。だからこそ、自主的な道を進む祖国を愛し、つねに思いをはせ、大切に思っているのです。経済活動や技術協力、学術交流など、あらゆる分野で同胞たちは祖国の発展に寄与しています。

 また民族性を重んじて民族教育事業に力を注ぎ、同胞たちが母国語を習得し使うよう努めています。さらに同胞同士が相互扶助の精神を発揮し、団結して仲むつまじく暮らせる同胞社会作りを目指しています。

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