ニュースPICK−UP
朝鮮とEU、外交関係設定
外務省代弁人が歓迎談話 朝鮮外務省スポークスマンは16日、欧州連合(EU)が14日の加盟国外相会議で朝鮮との外交関係設定を決定しこれを朝鮮側に公式に通報してきたことと関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に要旨次のように答えた。 EUの決定は、朝鮮とEU間の双務関係を新たに発展させ、朝鮮半島の平和と安全に寄与したいとの願いに立脚したものであり、われわれはこれを評価し、歓迎する。 われわれは自主、平和、親善の対外政策的理念に従い、われわれに友好的に接する世界のすべての国と善隣友好関係を結び発展させていく立場を一貫して堅持してきた。われわれは昨年9月、EUに対し、外交関係の設定問題をはじめ新世紀のニーズに相応しい双務関係を新たに発展させていくことについて提起した。また先日、行われたEU最高位級代表団の訪朝と金正日総書記との会見は、朝鮮とEU間の関係発展において重要な契機となった。 われわれは今後も、EUとの連携を各分野にわたって全面的に拡大発展させるために努力するだろう。(朝鮮通信) 「名東トンネ憩いのマダン」開設 愛知県初の同胞高齢者施設 愛知県で初の同胞高齢者施設となる「名東トンネ憩いのマダン」開設の集いが9日、愛知県名東同胞生活相談綜合センター(昔勝志所長)で行われ、同胞高齢者をはじめ関係者42人が参加した。 同地域の1世たちはこれまで月に1度、センターに隣接するビル1階の部屋を借りて交流会を開いて来たが、そのビルが取り壊されてしまい集う場がなくなってしまった。総聯名東支部ではセンター1階を改装して新しい交流の場を提供しようと、昨年9月から準備を進めてきた。運営は週2回で、利用者には食事などを提供するが、希望すればいつでも自由に使える。センターでは今後、デイハウスの認可を受けるため、行政への申請準備を行っていく。 開設の集いに参加した1世たちは「以前は月1回しか集まれなかったが、これからは毎日でもみんなの顔を見ることができる」と喜びをかみしめていた。 愛校基金運動に感謝 神奈川・鶴見初級 鶴見朝鮮初級学校(横浜市鶴見区)で13日、「愛校基金運動に参加した同胞たちに感謝する会」(主催=同校愛好基金推進委員会)が行われた。 総聯鶴見支部の皮進委員長の報告によると、1997年5月の校舎新築のために財政的支援を惜しまなかった総聯鶴見支部管下の同胞たちは、その後も学校支援活動を続けようと、愛校基金推進委員会(委員長=金龍一・地域商工会副会長)をつくり、99年7月から今年3月までの20ヵ月間、「一口1000円愛校基金運動」を繰り広げてきた。運動には支部管下の活動家と同胞はもちろん、県下の教職員、活動家ら314人が参加。基金総額は1253万円に達した。 この日は60余人が参加。同胞たちの支援に感謝する小宴と子どもたちの公演が行われた。推進委員会では今後も、新たな形式と方法を研究し、参加者の幅を日本市民らにも広げながら運動を続けていく予定だ。 米軍蛮行国際調査団、信州で被害者と対面 `米帝の罪過、世界に告発を、 米軍蛮行国際真相調査団(団長=米国のラムジ・クラーク元司法長官)が16日、朝鮮戦争時に米軍が住民の4分の1に相当する3万5000余人を虐殺した信川郡を訪れ、被害者の証言を聴収した。 調査団は、信川博物館、信川郡党防空壕、猿岩里火薬倉庫などを見た後、被害者たちの証言を聞いた。 被害者らは、父母兄弟が無残に殺されたことや、自分たちが九死に一生を得た事実を語りながら、米帝の罪過を世界に余すことなく告発し、断罪して欲しいと調査団に託した。 クラーク団長は、米軍が犯した蛮行に対してすまない気持ちを禁じえないと述べ、被害者の証言は朝鮮に対する米国の侵略史の一端を告発したものだと語った。 また、米政府は米軍の犯行が世界に知られることを恐れているが、犯罪を防ぐためにも、全世界にこの事実を知らせることが必要だと強調した。 経済の現代化、情報化 労働新聞が強調 労働新聞17日付は論説で、人民経済の現代化、情報化は、高度に発達した科学技術の最新成果に基づいて生産の高い成長を遂げることによって経済強国を建設し、人民生活を画期的に高めるための必須の要求だと強調した。 論説は、人民経済の現代化、情報化を実現すれば経済を世界レベルに引き上げ、帝国主義者の孤立・圧殺策動を粉砕し、経済を朝鮮の技術で朝鮮式に発展させていくことができると指摘した。 |