昨年1万2000余人が急性アル中で搬送
東京消防庁調べ
東京消防庁のデータによると、昨年急性アルコール中毒で東京消防庁官内に搬送された人数は1万2787人(男性8521人、女性4266人)で、1998年の1万868人、1999年の1万1467人と比べて右肩上がりであることが判明した。また、1万2000人台を超えたのも初めてだ。
年齢別にみると、20代が5920人(男性3572人、女性2348人)と圧倒的に多く、30代の1776人(男性1102人、女性674人)と続く。本来飲酒は禁止のはずの20歳未満も1274人(男性901人、女性373人)含まれている。 月別搬送データをみると、忘年会シーズンの12月が1540人(男性1031人、女性509人)と最も多い。次に多いのは4月の1346人(男性952人、女性394人)。新入社員歓迎会、新入生歓迎コンパが集中する時期であることを反映している。 曜日別では、やはり金曜日(2271人=男性1529人、女性742人)、土曜日(2711人=男性1827人、女性884人)に集中している。日曜日も2059人(男性1355人、女性704人)と結構たくさんの人が搬送されている。 時間帯別でみると、午後10時から12時までが3545人とダントツ。午前12時から2時の間も2414人もいる。その次に多いのが、午後8〜10時の1999人。午前2〜4時でも1227人いる。 場所別では、公衆の出入りする場所が5665人、道路が4471人で1、2位を占める。 一方、大阪市消防局管内の搬送人員は6539人。 |