25日から総聯第19回全体大会

21世紀の運動の進路示す/時代、同胞の要求に相応しく


 総聯第19回全体大会が25,26の2日間、東京・北区の東京朝鮮文化会館で開かれる。総聯結成46周年を迎える日に開幕する総聯第19回全体大会は、金正日総書記の思想と指導を新世紀の在日朝鮮人運動に具現するための進路を切り開く歴史的な大会となる。

より幅広い大衆組織に

方針を討議、決定

 大会では、総聯が20世紀に成し遂げた業績を継承し、変化した時代のニーズ、総聯の現実と在日同胞のニーズに相応しく在日朝鮮人運動を発展させていくための運動方針を討議、決定する。

 総聯が、新世代をはじめとしたより幅広い在日同胞が参加する大衆組織としていっそう強化され、その民族的愛国運動をさらに発展させていく大きなきっかけとなるだろう。

 総聯結成以来初めての非常に困難な状況を愛国の信念と団結の力で乗り越え、総書記の指導に即した大衆的な革新運動を多彩に力強く繰り広げ、総聯組織のイメージと活動方式を一新させた実績を携え大会に参加したすべての代議員、愛国愛族運動の誇らしい成果で大会を輝かせているすべての総聯活動家と同胞に祝福を送りたい。

活動方法を転換

 金正日総書記は3年前に開かれた総聯第18回全体大会の後、世界と日本の情勢・環境の変化、総聯組織と運動の実態を総合的に分析したうえで、新世紀に在日朝鮮人運動が進むべき道を提示。活動方法を決定的に転換し、総聯をすべての在日同胞に服務する真の同胞大衆団体に発展させるべきだと指導した。

 総聯はこれを受け、活動方法の根本的な転換をはかって在日朝鮮人運動を新たに前進させるため1999年9月、中央委員会第18期第3回会議拡大会議を開き、総聯の組織機構を改編し、活動方法を改善するための一連の対策を立てた。

 その結果、現実に即した活動内容、活動方式のモデルが総聯各支部で創造され、すべての単位で一般化されることにより、愛国愛族運動で新たな模範が創造された。

 総聯支部をはじめすべての組織で、活動を同胞生活に密着させ、新世代を中心とした同胞たちを幅広く網羅するための多彩な運動が展開された。

 「同胞生活相談綜合センター」をはじめとした同胞サービスのための拠点が各地にくまなく設けられたことで、総聯は同胞大衆団体に相応しい姿を持てることになり、活動の幅も広がった。民族教育をはじめとした諸般の権利擁護、祖国の統一と発展、繁栄のための活動で貴重な成果と経験が創造された。

信念で決定実行を

 総聯第19回全体大会は、重要な時期、激動する内外情勢の中で開かれる。

 こんにち、祖国は総書記の指導により「苦難の行軍」を終え、強盛大国建設を急いでいる。歴史的な6.15共同宣言の発表とその履行により、北南間の和解と交流が進み、自主統一への歩みも日増しに早まっている。

 欧州連合(EU)最高位級代表団の訪朝や、朝中、朝ロ関係の発展が示すように、祖国の国際的威信も日増しに高まっている。

 全総聯活動家と在日同胞は、総書記の思想と指導を具現することが総聯の愛国愛族運動の成果と勝利につながるとの信念で、大会決定を実行に移していく決意にあふれている。

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