同胞の店

ステーキハウス・楽園
(香川県綾歌群)

佐賀・岡山牛サーロイン


 昨年10月にオープンした。メインはなんと言っても「楽園ステーキ」。厚さ3センチ、幅25センチ、450グラムのボリューム満点のステーキが肉汁を飛ばし、ジュウジュウ音をたてながら運ばれてくる。

 肉は、和牛の五大銘柄のひとつであるジューシーな佐賀牛か甘味があり肉質のやわらかい岡山牛のサーロインを使用。上にはカイワレがどっさりのっている。

 これに香ばしい揚げニンニクがたっぷり入ったもやし炒めとライス、デザートのアイスがついて3500円。

 食べきれないときは持ち帰りも可能だが、ほとんどの人がたいらげてしまうという。

 「焼き加減は客の好みに応じる」と語るのはマスターの安秀昌さん(36)。1週間に出る数はおよそ150食だ。

 ステーキ以外のメニューもある。

 タン(800円)、ミノ(同)などを塩味、または焼肉のタレをかけて食べる鉄板焼きは7種類、口から火が出るほど辛めのチゲなべは牛たん(1人前1100円)、とうふ(同600円)など6種類ある。

 変り種は、とろけるような舌触りで臭みがない熊本産の馬刺し(700円)。1杯2000〜3000円のケジャン(ワタリガニの赤唐辛子味噌漬け)は2日前までに予約が必要だ。激辛なので胃薬がつく。

 同胞にはとくに気前のいい安さんだが、物忘れがひどいので「私、同胞です」と言わないとわからないときがあるかも、と冗談交じりに話していた。(順)

 メニュー もつチヂミ(600円)、とりがゆ(同)、山芋キムチ(350円)ほか。

 営業時間 平日午後4時〜11時、土・日・祝午後12時〜11時。香川県綾歌郡宇多津町浜6番丁91―9。TEL  0877・49・2986

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