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女性同盟第25回大会

新世代の志向に合った活動を

 在日本朝鮮民主女性同盟第25回大会が6日、東京・北区の東京朝鮮文化会館で行われた。

 大会では徐萬述総聯中央議長があいさつし、在日朝鮮人運動の発展のため、総聯のすべての組織が女性同盟の地位と役割を高め、女性運動の自立性と特性が生かされるよう支援しなくてはならないと指摘。また、女性同盟の活動を新世代の若い女性の思考と生活ニーズに合わせて改善していこうと呼びかけた。

 大会では金一順委員長が活動報告を行い、今後、民団所属や組織に所属しない同胞女性、日本国籍取得者や国際結婚した女性など、幅広い層を網羅した活動を進めようと提起。30、40代の女性を活動の中心にすえ、各種サークルも2倍に増やすべきだと強調した。7人が討論した後、朝鮮女性と連帯する日本婦人連絡会代表の清水澄子参院議員、津和慶子日本婦人会議議長が来ひんとしてあいさつした。

 大会では女性同盟愛知県本部の金昭子委員長が新委員長に、金前委員長が常任顧問に選出された。大会後、記念芸術公演が行われた。

歴史わい曲非難の抗議集会、朝鮮代表入国拒否

徒対委が非難声明

 10、11日に東京で開催される「歴史わい曲教科書を許さない!アジア連帯緊急会議・集会」に参加する予定だった朝鮮の「従軍慰安婦」・太平洋戦争被害者補償対策委員会代表団の入国を法務省が不許可としたことと関連し、同委員会は8日、非難声明を発表した。

 声明は、会議は事実をわい曲、美化した歴史教科書を日本政府が検定合格させた問題について、良心をもったアジアと日本市民がともに開くことにした合法的なものであり、日本政府が不純な目的をもって干渉する権利はないと指摘。「朝鮮代表団の会議を遮断する卑劣な方法で歴史わい曲を『正当化』できると判断するならそれは大きな間違いだ」と強く非難した。

 また7日、集会の主催団体「戦争と女性の暴力」日本ネットワークの松井やより代表らが小泉純一郎首相、森山真弓法相、田中真紀子外相に抗議文を送り、入国拒否の撤回を求めた。代表らは、侵略戦争を正当化した歴史教科書に対して非難、修正を求めているアジア諸国の当事者から話を聞く機会を封じることは、近隣諸国との友好を目指す小泉政権の障害になると強調した。

金剛山で実務接触

民族統一討論会

 歴史的な平壌対面と6.15北南共同宣言発表1周年に際して開催される民族統一大討論会と関連した実務問題を協議する北南実務接触が4、5日の両日、金剛山で行われた。6.15―8.15民族統一促進運動のための北側準備委員会と南側の6.15南北共同宣言実践のための2001民族共同行事推進本部が参加。双方は、15日に金剛山で行う予定の民族統一大討論会の名称とテーマ、規模、運営方式など実務問題について合意した。また運営方式と関連した具体的な問題を13日に金剛山で協議することにした。

米は電力損失補償を

朝鮮中央通信が論評

 朝米基本合意文に基づき米国が2003年まで朝鮮に提供することになっている軽水炉建設が大幅に遅れ、さらにはその間の電力損失補償の対策を講じる代わりに、「核関連施設」に対する「早期査察」論を流していることと関連し、五日発朝鮮中央通信は次のように指摘した。合意文には、軽水炉プロジェクトの相当部分が実現され、さらには主な核関連部品の納入前に国際原子力機関との協議に基づき保障措置協定を履行、特別査察を実施することになっている。にもかかわらず、米国が合意文の義務を履行せず「早期査察」を求めるのは、軽水炉建設の遅延責任から逃れ電力損失の補償を行わないとする策術だ。電力損失補償問題が解決されなければ、われわれは黒鉛炉の建設に進むしかない。

マレーシア外相と会見

金永南委員長

 金永南委員長は6日、平壌の万寿台議事堂でマレーシアのサイドハミド・アルバル外相と会談した。これに先立ち4日、白南淳外相とアルバル外相との会談が行われ、双方は自国の情勢を通告し合い、両国の友好関係発展と相互の関心事となる一連の問題について意見を交わした。(以上朝鮮通信)

総聯結成46周年記念

兵庫で在日本朝鮮人陸上選手権大会

 総聯結成46周年記念第14回在日本朝鮮人陸上競技選手権大会(主催=在日本朝鮮人陸上競技協会)が2日、兵庫県の神戸王子スポーツセンター陸上競技場で行われ、各地の朝鮮初・中・高級学校生徒と一般選手(朝大、朝青兵庫、東海陸上団)約300人が38種目に出場した。

 初級部部門では、東大阪初級と尼崎初中がそれぞれ4種目、中級部部門では尼崎初中、高級部部門では大阪朝高が6種目でそれぞれ優勝した。

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