同胞コミュニティー東西南北

ハッキョを支え、地域密着

朝銀福井、朝銀中部・富山、金沢支店(北陸地域)

ここに注目!

◆学内清掃、草むしりなど
◆職員が毎月1000円寄付
◆同胞が安心して頼れる金融機関に

 福井県の朝銀福井信用組合、富山県の朝銀中部・富山支店、石川県の同・金沢支店では職員らが協力し、地域の朝青本部とも連携を密にしながら、福井、富山、石川の北陸3県唯一の大切なウリハッキョである北陸朝鮮初中級学校を支援する活動を行っています。

 ここ2〜3年の朝銀に対する暗いイメージを払しょくするためにもより地域に密着し、同胞のためになることをしようと、2年ほど前から財政面やアボジ会への協力、学校内の清掃などを行っています。

 職員一同、毎月1人1000円ずつ集めて学校に寄付しています。「チリも積もれば山となる」ということわざがありますが、今後も地道に継続していくつもりです。今では朝青を中心に、福井県下の様々な同胞もこの運動に参加してくれています。また最近では、本来はアボジ会の仕事だった運動場の草むしりを、朝青を中心とした約20人の職員で行いました。なかなかの重労働でしたが、大半は卒業生だし、学父母もいます。少しでも学校のためになることが嬉しいのか、皆楽しげでした。

 翌日にはアボジ会も草むしりをすると聞いていたので、ナタやカマ、軍手などの掃除道具をそのためにそろえておきました。もちろん、汗をかいた後にアボジたちが飲むためのビールも。みんなとても喜んでくれました。

 朝銀中部信用組合は99年、東海と北陸の各信組を合併した広域信組として新たに生まれ変わりました。同信用組合の各支店それぞれが、担当する各県、各地域の同胞社会に密着し、同胞が安心して頼れる金融機関になることが何よりも大切です。

 だからこそ私たちは、今後も地域密着、豊かな同胞社会づくりの一環として、本業とともに、同胞社会のセセデ(新しい世代)を育成する民族教育の発展に寄与していきたいと思っています。
(姜正鎬、朝銀中部・金沢支店支店長)

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