あの時、このひと言


 「隔離政策の影にいる在日朝鮮人患者の苦悩、それを生み出した朝鮮の植民地支配に日本政府はいまだ目を向けていない。それが果たされる日まで、日本の心は浄化したとは言えない」(東京・東村山市の国立ハンセン病療養所、多摩全生園で40年以上を過ごし、現在「在日韓国・朝鮮人ハンセン病患者同盟」委員長を務める金奉玉さん)

◇                           ◇

 「生徒たちがよくたたかった。これまで物心両面から支えてくれたサッカー部後援会をはじめとする学父母と関係者たちの期待に応えることができなかったが、今日やっと、その恩を返すことができた」(12日、第54回インターハイ広島県予選大会で初優勝し、見事、インターハイへの出場権を獲得した広島朝鮮高級学校サッカー部の高隆志監督)

◇                           ◇

 「真実の歴史が記されていない教科書は決して受け入れられず、さらなる侮辱につながる。歴史は隠すことも変えることもできない。正義が果たされる日まで心が休まらない」(フィリピンの性奴隷被害者バージニア・ビラニアさん)

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事