ニュースPICK−UP


WBC世界スーパーフライ級チャンプ洪昌守に労働英雄称号

金永南委員長が歓談

 朝鮮民主主義人民共和国人民体育人で、WBC世界スーパーフライ級チャンピオンの在日同胞プロボクサー、洪昌守(26)に、朝鮮民主主義人民共和国労働英雄称号と金メダル、国旗勲章第1級が授与された。19日に平壌の万寿台議事堂で授与式が行われ、最高人民会議常任委員会の金永南委員長が関係者らとともに出席した。

 金委員長は同日、洪選手と歓談した。

 同日夕、洪選手一行のために宴会が催された。

 洪選手らは、この日に平壌入りした。(朝鮮通信)

インターハイ初出場

広島朝高サッカー部応援を、後援会がカンパ呼びかけ

 第54回全国高等学校総合体育大会(インターハイ=8月・熊本県で開催)への初出場を決めた広島朝高サッカー部。快挙を成し遂げた同部選手の宿泊費や応援団の移動費などを支援しようと、後援会では各地の同胞に後援のカンパを呼びかけている。

第4次総聯同胞故郷訪問団

80人が出発、5泊6日で故郷へ

 第4次総聯同胞故郷訪問団が22日、東日本(成田空港)、西日本(関西空港)別にそれぞれ出発し、ソウルに到着した。団長は朝鮮通信社の孫晋N社長。夫妻、親子を含む80人(随行員7人、記者2人)で構成された代表団メンバーは、23日から2泊3日の日程で各地の生まれ故郷や先祖の墓、家族・親戚のもとを訪ねる。

 なお出発に先立ち21日、結団式が東日本(東京)と西日本(大阪)でそれぞれ行われた。

  東日本の結団式では、孫団長が決意表明をした。西日本の結団式では、文芸同中央の梁祐直顧問が決意表明をした。

「ワンコリアフェスタ」

東京・久留米市

 6.15共同宣言発表1周年に際し「ワンコリアフェスタ」(主催=同実行委員会)が17日、東京・東久留米市で行われ、総聯西東京・東部支部傘下の同胞と、東久留米市在住の日本市民ら100余人が集った。

 分断に関わっている日本の一市民として歴史認識を正し、朝・日間の関係改善と統一実現に寄与しようという趣旨で企画された。同市で五年間運動を続けている「定住外国人の『国民年金』の完全実施を求める市民の会」(篠原道夫会長)が呼びかけた。

 東京朝鮮第9初級学校(杉並区)児童・生徒らによる公演が披露された後、稲葉三千男・東久留米市長と篠原会長がそれぞれあいさつ。続いて、「南北朝鮮をめぐる情勢と課題」と題し、総聯中央国際局の金明守副局長が講演し、シンポジウムが行われた。

 一方、野外では、同校と女性同盟支部傘下のオモニたちが準備した朝鮮料理のバザーが催された。売上金の全額は同校に寄付される。

「つくる会」教科書の検定取り消しを

従対委、内容正す報告

 朝鮮の「従軍慰安婦」・太平洋戦争被害者補償対策委員会(従対委)は10日、東京で行われた「歴史わい曲教科書を許さない! アジア連帯緊急会議」に寄せた基調報告で、歴史をわい曲した「新しい歴史教科書をつくる会」作成の教科書を文部科学省が検定合格させたことを強く非難した。

 同時に、従対委は報告で「つくる会」教科書の問題点と日本の歴史わい曲策動の本質、危険性について言及。@帝国主義植民地史観に基づき、朝鮮の歴史をわい曲A戦争責任を回避し、軍国主義思想を注入――などと指摘しながら、日本当局が検定合格を取り消し、歴史的事実を記述した教科書によって次代を教育するよう求めた。

 従対委代表団は同会議に参加する予定だったが、法務省に入国を拒否されたため、基調報告は会議で代読された。
(次週、基調報告の内容を掲載)

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事