思い、祖国へ届け
京都朝鮮第1初級高学年、支援米の田植え
京都朝鮮第1初級学校の高学年全生徒が9日、京都府綴喜郡井手町の水田で、祖国に送る支援米の田植えに参加した。
まず、支援米のために減反田を提供した全日農京都府総連合会の古川平二会長があいさつ。子どもたちは、同連合会会員らの指導を受けながら慣れない手つきで田植えを始めた。最初は泥の中に入るのをためらう子もいたが徐々に慣れてくると笑い声も聞こえるようになり、みんなで2時間以上かけ、心を込めて一生懸命に苗を植えた。泥んこになりながらも、みなが満足した表情だった。 秋には再び子どもたちの手で収穫し、朝鮮をはじめアジア、アフリカ各国に支援米として送る予定だ。 京都第3初級学校の生徒たちも同日、京田辺市内の水田で、宇治市内の日本の小学生とともに支援米の田植えを行った。 |