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警察庁、パチンコ店出店妨害解決見送る

 警察庁は、テレホンクラブ営業を規制するための風適法改正案を審議中だが、この中にパチンコ店の出店妨害問題を解決する内容を盛り込むことを見送る。

 出店妨害は、パチンコ店出店計画地近くに故意に診療所などの保護対象施設を建て、パチンコ店を開設できなくするもので、各地で問題になっている。

 有識者で構成される「風俗行政研究会」は「出店妨害による公益侵害の程度等が明確でない」とし、実態を把握したうえで検討すべきだと提案。警察庁はこれに従う形となった。

 出店妨害に関しては98年の風適法改正以降、石川、広島、和歌山、熊本の県条例で、診療所の項目を削除または修正している。(パチンコビレッジ20日付)

ヤフー、マーケティングデータの販売へ

 ヤフーは法人向けにマーケティングデータの販売に乗り出した。同社サイトで検索に使われたキーワードのランキングを提供し始めたほか、モニターを募集し、7月下旬からネットを使って各種商品の市場調査なども手がける。

 検索キーワードのランキングを提供するサービスの名称は「サーチワードランキングデータサービス」。ボータル(玄関)サイトの検索のほか、「ヤフーショッピング」「ヤフーオークション」「ヤフーキッズ」の4サイトの検索が対象。要望があれば、「ヤフーモバイル」など他のサイトも対象に加えることも検討している。(日経MJ19日付)

南米チリ産のサケ使用しコストダウン

 南米チリ出身のサケ。西洋フードシステムズは今春から食材に導入した。

 養殖地はアンデス山脈からの清流が注ぎ込むチロエ島。原料調達、製造、流通、消費、廃棄までの全過程が環境に及ぼす影響を数値化するライフサイクルアセスメント(LCA)に基づき、水質などを細かく検査した。

 ファミリーレストラン「カーサ」では海鮮御飯膳や鮭雑炊、かま飯とやき鳥の「藩」では北海道釜飯などで同食材を使用している。安全・安心を求める消費者の声に対応したものだが、コストダウンにもつながったという。(日経MJ19日付)

「デニーズ」が1杯250円のカクテル投入

 デニーズジャパンは、6月からの夏メニューでアルコール類を大幅に強化する。若い女性向けに1杯250円のカクテルを投入するほか、日本酒やサワー類も新たに取り入れた。「デニーズ」の売り上げに対するアルコールの比率は前期で4%だったが、新商品の導入で、これを6%前後まで引き上げる考え。

 新メニューの目玉は、「リキューティ」と名付けたカクテル。フレッシュなジュースや果物を使い、アルコール分を4〜5%に低くしたことが特徴で、ポーションを1杯110ccと少な目にし、価格も抑えた。(日経レストラン・グルメネット13日付)

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