知ってトクする−大衆薬の使い方

正しいのみ方、使い方


 薬は、体内の目的の場所で最も効果が発揮できるように、のむ時間や間隔、形、量などが工夫されてできている。薬に応じた適切なのみ方、使い方を守り、水や白湯(ぬるま湯)と一緒にのもう。コップ1杯の水か白湯でのむと、薬の成分が水で薄められ、粘膜への刺激を少なくする。

 ▼牛乳:特に害はないが、薬によっては吸収の妨げになることもある。

 ▼お茶:濃いお茶は薬の成分を変化させ、効果を低下させる可能性がある。

 ▼コーヒー:薬の中には眠くなる成分を抑えたり、薬の作用を強めるためにカフェインが含まれているものがある。コーヒーと一緒にのむと、カフェインの取りすぎで、頭痛などが起きる場合がある。

 ▼アルコール類:薬の作用が強くなりすぎたり、副作用の危険性が高まる。薬を服用する前後の飲酒は極力控える。

 ▼ジュース類:果汁の酸性が制酸薬の作用を弱めることがある。また、グレープフルーツジュースが薬の作用を強めてしまうこともある。
(日本大衆薬工業協会発行「知ってトクする大衆薬の正しい使いかた」より)

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