情報時代にふさわしい実力を

労働新聞などキャンペーン


 朝鮮では近年、「科学技術重視」政策を掲げ、各分野でのIT(情報技術)化推進に務めている。最近の労働新聞に掲載されたIT関連の論調をいくつか紹介する。

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政論「科学の世紀」

  金正日総書記は次のように述べた。「20世紀が機械製産業の時代だったとすれば、21世紀は情報産業の時代になるでしょう。機械製産業の時代には物質的富を創造するうえで主に肉体労働に依拠したとすれば、情報産業の時代にはいっそう知的労働に依拠するようになるでしょう」

 科学こそ強盛大国であり、情報産業こそ民族の復興繁栄をもたらす。強盛大国に到達するためには、必ず科学を重視しなければならず、情報産業の要塞を占領しなければならない。情報技術を無視した強盛大国は空言である。(4月20日付)

「情報時代に見合った実力」

  21世紀は情報産業の時代である。情報産業の時代に対応して経済と科学を飛躍的に発展させ、1日も早く強盛大国を打ち立てるためには、誰もが情報時代にふさわしい高い実力を兼ね備えなければならない。

 情報時代にふさわしい実力を備えるということは、現代的な科学技術に基づく情報技術を習得し、それを実践活動に活用できる能力を備えることをいう。そのために重要なことは、コンピューターを使いこなすことだ。(5月8日付)

「人民経済の現代化、情報化」

  わが党は情報産業発展の世界的すう勢とわが国における経済発展の具体的な実態を分析したうえで、人民経済のすべての分野を現代化、情報化する方針を示した。

 人民経済を情報化するということは、人民経済のすべての分野で生産と経済活動を情報技術に基づき行うことを言う。つまり、工業、農業、運輸、逓信などすべての分野に情報設備を装備し、それによって生産活動と経営活動を行うということだ。

 情報産業時代に即して人民経済のすべての分野を情報化するうえで重要なことは、情報科学と情報技術を発展させることだ。

 人民経済の情報化を実現するうえで、コンピューターとプログラム産業を発展させることが重要だ。(5月17日付)

「情報技術人材養成活動を強化することは強盛大国への近道」

  金正日総書記は最近、科学技術人材養成活動、とくに情報技術人材養成活動を強化することに関する方針を示した。

 情報技術人材養成活動を強化することは、急速に発展する情報産業の人材需要を円滑に満たすための切実な問題だ。(5月29日付)

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