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私立並の教育助成を

朝鮮学校支援千葉県女性議員の会、堂本知事に要請

 「朝鮮学校を支援する千葉県自治体 女性議員の会」の栗山栄子代表(県議、社民党)ら役員が6月27日、千葉県庁に堂本暁子知事を訪ね、千葉朝鮮初中級学校に支給されている教育助成金を日本の私立学校の水準に上げるよう要請した。日朝県議員連盟の小川洋雄議長(県議、自民党)、女性同盟県本部の李勝香委員長らが同行した。

 代表らは席上、朝鮮学校生徒への助成金が私立学校の生徒と比べ5分の1に満たないこと、朝鮮学校の学父母が日本人と同様に納税義務を果たしているにもかかわらず、十分な教育権利を受けられず経済的負担が多いことなどについて説明した。これに対し知事は、提起された問題について理解を示しながら、当該部署と相談し、よい方向で処理したいと語った。【女性同盟千葉】

朝鮮学校の実情知ろう

京都第1初級で公開授業、府、市議ら参加

 京都朝鮮第1初級学校の公開授業と交流会(主催=朝鮮学校を知る会)が6月23日に行われ、府議会議員の松尾孝氏や京都、八幡の各市議、京都市内の小学校教員、朝鮮学校を知る会の北川照瑩会長をはじめとする同会のメンバーら30人が参加した。朝鮮学校が「各種学校」を理由に、差別的待遇を受けている実情をより多くの人に知ってもらいたいと企画されたもので、参加者らは、4〜6年生の授業を参観した後、交流会を行った。

 交流会ではまず、同会の世話人である藤本隆子氏が公開授業の趣旨を説明。続いて具永泰校長が学校の沿革や民族教育の重要性について語った後、意見交換と質疑応答が行われた。八幡市議会議員の細見勲氏は、「八幡市からも数人の子どもたちが朝鮮学校に通っているが、公的補助をより拡充できるよう働きかけていきたい」と語っていた。

金正日総書記が祝電

党創建80周年で江総書記に、駐朝大使の宴会出席

 中国共産党創建80周年に際して、王国章・駐朝中国特命全権大使が1日に平壌の中国大使館で催した慶祝宴会に、金正日総書記が招かれ、党と軍、政府の幹部らとともに出席した。

 一方、金正日朝鮮労働党総書記は6月30日、中国共産党中央委員会の江沢民総書記に祝電を送り、新世紀に入っても両国の党と人民の共同の努力によって、伝統的な朝中親善を引き続き強化発展させることを確信すると指摘した。祝電は、中国共産党と中国人民が特色ある社会主義現代化建設の目標を達成するうえで大きな成果があることを願いながら、全国の統一のためにたたかう中国人民に連帯の意を表明した。(朝鮮通信)

平壌で歴史わい曲糾弾学術討論会

 日本当局の歴史教科書わい曲策動を糾弾する歴史学者らの学術討論会(朝鮮歴史学学会主催)が6月29日、平壌の人民大学習堂で行われ、朝鮮歴史学学会委員長の発言の後、6人が討論した。

 討論者は一様に、歴史教科書のわい曲は日本が朝鮮人民と人類に再び犯した罪であり、日本は国際的な世論を注視し、内容を即撤回して事実を記述すべきだと強調した。(朝鮮通信)

田中発言で撤回要求

対文協が談話

 田中康夫・長野県知事が朝鮮を中傷、冒とくする発言を行ったことと関連し、朝鮮対外文化連絡協会スポークスマンは6月29日談話を発表し、発言の撤回と公式謝罪を求めた。

 談話は、田中発言は朝鮮の尊厳を冒とくし、日本市民に反朝鮮、反総聯感情を植え付ける暴言であり、われわれに対する挑発行為であると強調した。(朝鮮通信)

朝・豪外相会談、大使館設置で合意

 白南淳外相とオーストラリアのアレグザンター・ダウナー外相間の会談が6月28日、キャンベラで行われた。会談で双方は、両国の情勢を通報し、双務関係の発展問題と地域および国際問題など、関心事となる問題について意見を交換。

 会談に先立ち両外相は常駐大使館開設に関する共同報道文に署名。共同報道文には朝鮮が2001年にオーストラリアに常駐大使館を開設し、オーストラリアは2002−2003会計年度に朝鮮に常駐大使館を開設する計画であると記されている。(朝鮮通信)

マレーシア首相、党代表団と会見

 マレーシアの統一マレー国民組織(UMNO)総裁であるマハティール・モハマド首相は6月21日、UMNO大会に参加している朝鮮労働党代表団(団長=マレーシア駐朝大使)と会見した。首相は席上、両党、両国人民間の友好関係は歴史的に良好に発展してきたと指摘し、UMNOは外部勢力の圧力と干渉に反対して国の統一を自主的に実現するための同党と朝鮮人民のたたかいを支持してきたし、今後もその立場を堅持すると述べた。(朝鮮通信)

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