同胞結婚相談センター主催、6月の出会いのパーティー

多かった初参加者、ホームページ見るなど


 各地の同胞結婚相談センターが主催する「出逢いのパーティー」。6月は関東、中部、近畿の各センター主催のもと全国3ヵ所で行われた。今回の各パーティーは、初めての参加者が多かったのが特徴。3ヵ所で計12組のカップルが誕生した。

 同胞結婚相談関東センターの主催で6月2日に東京・上野東天紅で行われたパーティー(対象=男女25〜35歳)には、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木など関東六県だけでなく、新潟、福島、岐阜、そして山形からも参加者が訪れた。男性16人、女性18人の計34人。

 今回の特徴は、初めての参加者が多かったことだ。参加者の47%にあたる16人(男性6人、女性10人)が初参加だった。

 また、短時間で互いの理解を深められるようにと、会話を重視する方向でイベントを企画した。参加者の要望に答え、1対1トーク、3対3の指名トーク、フリートークなど様々な趣向をこらしたが、評判は上々だった。

 9日には、同胞結婚相談中部センター主催のパーティーが名古屋の名鉄ニューグランドホテルで行われた(対象=男性26歳以上、女性24歳以上)。中部地区では今年初めての開催。

 愛知、三重、岐阜、富山、長野、東京、宮城、静岡の8都県から男性17人、女性15人の計32人が参加したパーティーでは、男性たちの積極的なエスコートぶりが目立った。

 お互い心行くまで話し合ってもらおうと会話に重点を置いたため、今までにない盛り上がりを見せた。

 同胞結婚相談近畿センターの主催で16日に京都のマリアージュ玉姫殿で行われたパーティーには、男性24人、女性33人の計57人が参加した(対象=男性24歳以上、女性22歳以上)。

 大阪、兵庫、京都、和歌山の近畿四府県を中心に、岡山、愛媛、広島など中・四国地域からも多数参加したのが特徴。また女性参加者が多かったことも目を引いた。

 定員をはるかに超えた参加希望者が集まり、大盛況だった。

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 「今回のパーティーの特徴は、同胞結婚相談所のホームページを通じての参加者が増え、今まで相談所との接触がなかった方が多数参加されたことです」

 同胞結婚相談中央センターの李洋成事務局長はこう話す。

 実際、東京のパーティーにはじめて参加した同胞青年は、ホームページを通じてこのような民族結婚のための出逢いの場があることを知ったという。「緊張し、また恥ずかしさもあったが、素敵な同胞女性と出会えて本当にうれしい。参加してよかった」と感想を語った。

 今まで他の色々なパーティーに参加してきたという愛知の女性は、「スタッフが親身になってきめ細かく、誠実に対応してくれたのでとてもよかった」と話す。また、今まで同胞に接する機会がなかったが、今回はたくさんの同胞の友達ができたと喜んでいた。

 京都のパーティーに参加した男性は小学校から大学まで日本の学校に通い、卒業後も日本の企業に勤めているため、同胞の友達と出会うチャンスがなかった。「今回、このような場があることを知り参加してみたが、カップルにもなれたし、友達もできて最高」と語った。「僕と同じ境遇の同胞青年はたくさんいると思うが、1人で悩まずパーティーに参加してみたらいいと思います」。

 李事務局長は、「同胞結婚相談所では、これからも出逢いを求める同胞青年たちの期待に答え、多種多様な形で出逢いのパーティーを開催します。七月以降、全国のパーティー予定はホームページにアクセスしてみてください」と話す。
ホームページ=http://www.kyoron.net/

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