ニュースPICK−UP


高麗SC、決勝で惜敗全国大会出場ならず

シニアサッカー関東予選

 40歳以上が所属するシニアサッカーチームの全国大会「日本スポーツマスターズ2001」(主催=日本サッカー協会)の関東地区予選が15日、栃木県総合運動公園サッカー場で行われた。東京都代表として出場した高麗SC(孔進会長)は決勝戦で惜しくも敗れ、悲願の全国大会出場へのキップを逃した。

 予選には、8チームが2組にわかれて出場。A組に属した高麗は、栃木下都賀四十雀SCを2―0で下して決勝へと進んだ。 高麗は埼玉シニア40を相手に一進一退の熱戦を繰り広げたが、3―4で惜敗した。

 高麗SCは、東京朝高をはじめとする朝高サッカー部の全盛期に活躍していたが、日本の公式試合には出場できなかったため「幻の日本一」と呼ばれていたかつてのメンバーで構成。「外国人選手が6人以上登録されている」という理由から、東京都シニアサッカー連盟には「準加盟」扱いだったが、今年、日本サッカー協会が「準加盟」チームの全国大会出場を認めた。

団体 京都が初優勝/個人戦優勝は金鐘河選手(京都)

第28回在日本朝鮮人柔道選手権

 第28回在日本朝鮮人柔道選手権大会(主催=在日本朝鮮人柔道協会)が8日、京都市武道センター(日本武徳殿)で行われ、団体戦・5人制では総聯京都が初優勝し、3人制では朝青大阪・東淀川支部が、個人戦(無差別)では金鐘河選手(総聯京都)が優勝した。

 リーグ戦で行われた団体戦・5人制には総聯京都、大阪、東京の3チームが出場。東京を下した京都と大会5連覇をねらう大阪の間で決勝戦が行われた。1人が棄権し、4人で出場した大阪に対し、京都は先鋒が一本負けしたが、次鋒、中堅がそれぞれ一本勝ちし、優勝に王手。副将が優勢勝ちし、結果、4対1で念願の初優勝を遂げた。

 【成績】◇団体戦―5人制@総聯京都A総聯大阪B総聯東京 3人制@朝青東淀川フA朝青東淀川匸B総聯京都レ  ◇個人戦―@金鐘河(総聯京都)A金鉉哲(朝青東淀川)B宋善雄(総聯東京)、最優秀選手―金鐘河

共同コミュニケ発表

金永南委員長がラオス訪問

 朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長は14〜17日、カムタイ大統領の招きにより、ラオスを公式親善訪問した。14日、金委員長と大統領との会談、部門別会談がビエンチャンで行われ、17日には共同コミュニケが発表された。

 共同コミュニケで双方は、伝統的な親善協力関係を政治、経済、文化など各分野で引き続き強化発展させることを明らかにし、両国間の所得と財産に関する二重課税防止協定、保健分野での協力に関する協定、2001―2003年文化交流計画書にそれぞれサインした。またカムタイ大統領の公式訪朝を招請した。ラオス訪問を終えた金委員長は17日、カンボジア入りした。

3万世帯建設など呼びかけ

平壌で市民大会

 来年の金日成主席生誕90周年(4月15日)を意義深く迎えるための、平壌市民大会が17日、金日成広場で行われ、洪成南総理が参加した。大会では、人民生活を向上させるための課題が提起され、市民に野菜と一般消費財をより多く供給することが強調された。また、3万世帯の住宅建設と鶏工場の現代化、大同江ビール工場、東平壌ナマズ工場建設にも力を入れるよう呼びかけた。(朝鮮通信)

関係改善を確認

朝鮮政府特使が訪仏

 朝鮮政府特使の許鐘・外務省大使が16日、パリでフランス外務省アジア・オセアニア担当局のドミニク・ジラル局長と会談した。双方は、両国間の関係を改善して発展させることが、朝鮮半島の平和と和平過程を促進させ、アジアと世界の平和、安全に寄与する重要な方途の一つであることを確認。今後、政府間の接触と対話を引き続き行い、フランス外務省代表団が9月末から10月初にかけて朝鮮を訪問することを合意。

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事