朝鮮とラオス共同コミュニケ
朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長のラオス公式親善訪問に関する共同コミュニケ(17日に発表)の内容は次の通り。
金永南委員長は14〜17日までの訪問期間、カムタイ・シパンドン大統領と会談し、各々自国の情勢を通報し、朝鮮とラオス間の伝統的な友好・協力関係を全面的に強化発展させる問題をはじめ、相互関心事となる地域および国際問題について幅広い意見を交わし、見解の一致をみた。 双方は、朝鮮とラオス間の伝統的かつ立派な友好・協力関係を政治、経済、文化をはじめ各分野で引き続き強化発展させるという精神から、訪問期間に両国政府間の所得と財産に対する二重課税防止協定、保健・医療分野での協力に関する協定、2001〜2003年期間の文化交流計画書に署名し、今後も両国間の協力を発展させるうえで法律的基礎となる条約、協定、合意書の締結を引き続き推し進めることにした。 双方は、両国間の協力をさらに拡大、発展させるため両国間の高位級を含む各レベルの代表団交流を強化すべき必要性について強調した。 双方は、世界の情勢は複雑であるが、平和と安定、発展のための協力が国際的なすう勢であることを認め、その実現のため国連と非同盟運動、東南アジア諸国連合地域フォーラムと国際機構をはじめ国際舞台で支持と協力を強化し続けることにした。 双方は、朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長のラオス公式親善訪問の結果に満足の意を表し、今回の訪問がラオスと朝鮮間の伝統的な友好・協力関係を全面的に強化発展させるうえに大いに寄与するものとの確信を表した。 金永南委員長は、カムタイ・シパンドン大統領とラオス政府と人民があたたかく親切に歓待してくれたことに心からの謝意を表した。 金永南委員長は、カムタイ・シパンドン大統領同志が便利な時期に朝鮮民主主義人民共和国を公式親善訪問するよう招請した。 カムタイ・シパンドン大統領は、招請を快く受諾した。(朝鮮通信) |