同胞コミュニティー東西南北

3支部統合し、新たな出発

総聯東京・城南支部

ここに注目!

地域社会の変化に対応
◆管下6分会、6000余人
◆21世紀に相応しい運動を
◆地域同胞に愛される支部に

 総聯東京・品川、港、目黒の3支部が1つに統合され、新たに城南支部として再出発することになりました。同じく商工会も城南商工会(鄭原徳会長、崔世鎮理事長)に、女性同盟(玄慶玉委員長)、朝青(尹哲鎬委員長)も城南支部となります。また昨年7月にすでに3支部合同の形で開設されていた「品川、港、目黒同胞生活相談綜合センター」も、「城南同胞生活相談綜合センター」に改称しました。

 解放直後から1970年代半ばまでは数多くの在日同胞が居住していた品川、港、目黒の3区にまたがる城南地域ですが、日本が高度経済成長期を経た後は高級商業地帯、高級住宅地に変ぼうし、中低所得層の多い同胞人口は徐々に減り始めました。今回の3支部統合は、こうした同胞社会の変化に地域の総聯組織が主動的に対応したもので、3年前から着々と準備を進めてきました。すでに朝青では98年7月に統合大会を開き、朝青品川・港・目黒支部として活動していました。

 支部の事務所は以前の品川支部の場所とし、大井、武蔵小山、五反田・西品川、中延、港、目黒の管下6分会体制で活動していきます。管下同胞数は6000人以上にのぼります。

 15日に開かれた総聯、商工会、女性同盟城南支部結成大会・祝賀宴には140人を超える地域同胞が集まり、新しい支部の誕生をみんなでともに祝いました。

 新支部の結成は、この城南地域で、より幅広い同胞が参加する形の21世紀に相応しい在日朝鮮人運動を展開していくための積極的な措置です。まだスタートしたばかりですが、地域の愛国愛族の伝統を継承し、運動発展の可能性を広げ、地域同胞に学びながら地域同胞に愛される支部にしていきたいと決意しています。(金格生委員長)

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