南の雑誌で特別対談解放後、初の掲載

　総聯中央の徐萬述議長と、今年３月に南朝鮮で創刊された月刊誌「民族２１」の発行人、姜萬吉氏との特別対談が同誌８月号に６ページにわたって掲載された。総聯中央議長が南の言論に登場するのは初めてのこと。

　７月に都内のホテルで行われた対談の中で徐議長はまず、今回の企画が実現したのは、昨年の６．１５北南共同宣言が発表されたからだと述べながら、総聯結成の経緯と目的、その活動内容について語った。そして、在日同胞の９９％が故郷を南に置いているのに、総聯はなぜ北を支持するのかとの姜氏の問いに、「在日同胞を同胞愛あふれる施策で見守ってくれたのが北だった」と答えた。また、参政権問題について触れ、日本の人口の２００分の１にすぎない在日同胞が票を得たとして、それで在日の権利が保障されるわけではないと強調。植民地時代の「皇民化運動の現代版」にすぎないと指摘した。

　６．１５共同宣言発表後実現した総聯同胞故郷訪問団事業について、現在のような速度、規模では在日同胞の願いをかなえられないと述べ、月１回、あるいは２ヵ月に１回、１００余人規模の実現を主張した。また、朝・日国交正常化に対する総聯と在日同胞と立場について言及。過去の謝罪と賠償が必要だとし、在日同胞の民族的権利と人権が法的に保障されるべきだと語った。

　さらに、南の政府および市民に、総聯への理解を求めた。

注文は、コリア・ブックセンター（TEL  03・3813・9725）まで。

総聯茨城・県南、県西支部統合

　総聯茨城県本部管下の県南、県西支部が統合し、つくば支部として新たにスタートした。その結成大会が２２日、つくば市内のホテルで行われ、県本部の李東済委員長、県南支部の李東澤委員長と県西支部の金順弘委員長をはじめ、同胞ら１００余人が出席した。

　李東澤委員長が報告を行った後、総聯つくば支部の廬勍錫委員長（38）をはじめとする総聯支部、商工会、女性同盟の各役員らが選出された。

　つくば支部は４３市町村、３１００余人の同胞を網羅し、当面は下妻市の県西支部事務所を拠点に活動するが、今後、新事務所を建設する予定だ。管かつする分会は、旧県南支部傘下の南部、中央、つくば、取手、旧県西支部傘下の下妻、下館、岩井、古河の８分会。

歴史わい曲問題で南の団体

　日本の教科書を正す運動本部が現在、日本のマスコミに歴史教科書の再修正を求める広告を出すための募金運動をソウル市内で展開している。日本のマスコミが歴史わい曲問題を正しく報道していないことに抗議してのこと。広告は来週、主要日刊紙に掲載される予定。

朝、ロ大使館で宴会

　金正日総書記とロシアのプーチン大統領との会談、朝露共同宣言採択１周年に際して１８日、両国の大使館でそれぞれ宴会が催された。

朝中間で調印

  朝鮮政府と中国政府間の２００１―２００２年度文化交流計画書が２３日、平壌で調印された。対外文化連絡委員会の洪善玉副委員長と王国章・駐朝中国大使が計画書にサインした。

広島朝高サッカー部

８月２日に１回戦

　第５４回全国高等学校総合体育大会（インターハイ、８月１日〜熊本県で開催）への初出場を決めた広島朝高サッカー部が、朝高サッカー史上初の全国大会一勝をかけ試合に挑む。２日から始まる試合日程と競技場は次の通り。

　１回戦：対日章学院高校　２日午前１１時４５分から七城町七城小学校運動場。

　※２回戦から準々決勝までの競技は七城町運動公園サッカー場。２回戦は３日１０時、３回戦は４日１１時４５分、準々決勝は６日１０時にキックオフ。

　七城小学校および七城町運動公園サッカー場までの交通手段：熊本電鉄バス七城農協前停留所で下車、徒歩５分。ＪＲ九州バス七城農協前停留所下車、徒歩５分。問い合わせTEL  ０９６８・２５・１５８０（七城町実行委員会）

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　同サッカー部後援会では、各地の同胞に後援のカンパを呼びかけている。【振り込み先】広島朝高サッカー部後援会　朝銀広島信用組合天満支店（普）１０４２５５７

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