ニュースPICK−UP


女子ソフトボール世界選手権アジア予選

朝鮮、本大会出場ならず

 7月25〜29日、大阪市の舞洲スタジアムで開かれた第10回世界女子ソフトボール選手権のアジア地区予選に朝鮮選手団が出場し、1勝4敗で5位の成績に終わった。北と南、中国、台湾、フィリピン、日本の6の国と地域の代表チームが熱戦を繰り広げた同大会では、決勝戦に進む4チームを決める予選リーグと決勝トーナメントが行われた。トーナメント上位3チームは、来年の7月にカナダで開かれる世界選手権に出場する。

 大会初日、朝鮮は台湾、中国とそれぞれ対戦。台湾とは延長戦にもつれ込んだが4―5、中国には0―1で惜敗した。26日には、0−7の大差で日本に敗れた。27日には南と対戦。満塁の押し出しで接戦を制し、1―0で大会初勝利を収めたが、翌日の対フィリピン戦では0−2で敗れた。

 パク・ヨンボク監督は「力を十分に発揮できなかった。技術や体力だけでなく、精神力も鍛えていかねばならない」と悔しさを隠しきれない様子だった。

総聯大阪・八尾・柏原支部、デイハウス「八尾サランの家」オープン

1世憩いの場を

 5月に事務所を移転、新築した総聯大阪・八尾・柏原支部で7月30日、デイハウス「八尾サランの家」がオープンした。この日、20数人の1世同胞をはじめ総聯支部の呉信浩委員長、崔貴龍・八尾・柏原同胞会館建設委員会委員長ら、12畳のスペースにあふれるほどの同胞らが集まった。八尾地域の同胞高齢者が気軽に集いふれあえる場として設けられた。府下の総聯支部に開設されたデイハウスとしては泉州北、吹田に続き3ヵ所目。大阪府は地域の施設を活用し、介護サービスを提供する「街かどデイハウス支援事業」を進めているが、「サランの家」も秋口までに事業の実施主体である八尾市の認定を受ける予定だ。

 開設の集いで黄河春所長(女性同盟支部委員長)は、「日本で苦労を重ねた1世の余生を2、3世が責任を持って手助けしたい」とあいさつ。利用時間は毎週月〜金曜日の午前10時〜午後4時で、昼食代、おやつ代として1日500円が必要。問い合わせは同支部TEL  0729・91・6678

駐朝英国大使館が開設

 駐朝英国大使館が7月30日、開設された。この日の開設式には、朝鮮外務省の崔秀憲次官、英国外務省のクリストファー・ハム事務長、ジェイムズ・エドワード・ホー代理大使らが参加した。(朝鮮通信)

在日の空手協会が結成

国家代表選手育成目指す

 在日本朝鮮人空手協会結成の集いが7月28日、東京・文京区の朝鮮出版会館で行われ、約50人の同胞空手選手と愛好家らが参加。同胞社会の中で空手は主に、民族教育の場と全国各地の挙道会館を通じて普及され、経験者は1万人を超える。また、今後オリンピックの正式種目にも登録される予定だ。こうした現状を踏まえ結成された同協会では、@民族教育の場などを通じた同胞への普及A選手と指導者、さらには国家代表選手の育成B年間数回の各種競技大会の開催と地域大会開催の後援――などの活動を行っていく。

 集いでは結成報告に続き、体育連合会の金露顕会長があいさつした。同協会初代会長に崔哲、副会長に゙一、理事長に李相徹の各氏が選出されたほか、2人の副理事長と16人の地方理事が選ばれた。崔会長は、「同胞社会の中でネットワークを築き、在日朝鮮人運動の強化発展と祖国統一に寄与していきたい」と語った。

在日青年学生代表、世界青年祭典参加へ

 朝青、青商会、留学同の代表10人で構成される在日朝鮮青年学生代表団が、8日から16日まで、アルジェリアで開かれる第15回世界青年学生祭典に参加する。

 祭典には140余ヵ国の代表が参加。「反帝連帯性、平和、親善」をスローガンに、政治討論会、各層別の集い、連帯集会、自由演説、パレードなどが行われる。

 なお、代表団は7月末に平壌入り。150人で構成される朝鮮代表団メンバーの一員として4日、空路平壌を出発する予定。

日本語版TOPページ

 

会談の関連記事