同胞コミュニティー東西南北

親ぼくとストレス解消

「チャララ」バレーボールサークル

ここに注目!

「チャララ」の活性化に一役
ほとんどが初心者
月3回の練習で上達
◆福岡幼稚班園児増加にも
◆地域同胞社会盛り上げを

 「チャララ(育て)」バレーボールサークルは、福岡地域の入学前の子どもを持つ若いオモニたちの会「チャララ」(1994年結成)の活性化を目的に、99年9月に作られました。

 この地域では近年、東京や名古屋、広島、山口など他都県から嫁いでくるオモニたちが増えています。彼女たちの多くが抱える悩みは、見知らぬ土地とあって相談しあえる同世代のオモニたちが身近にいないことです。こうした機会と場を提供し、一人でも多くの子どもが福岡朝鮮初中級学校附属幼稚班に入ってくれればと願い結成されたのが「チャララ」です。育児に関する講演会や親子ピクニック、運動会などを企画してきましたが、バレーボールサークルを作ることによって、それまで以上に親ぼくを深めることができるようになりました。

 メンバーのほとんどが初心者で、当初は悪戦苦闘しましたが、基礎から練習を地道に重ねた結果、今では見違えるほど上達しました。

 メンバーは現在、13人。毎月第1、第2、第3水曜日の午前11時から午後1時まで、福岡市内の体育館で練習を行っています。

 バレーボールの練習は何よりも、運動不足、ストレスの解消につながっています。とくにアタックが決まった時は、新たな活力を得たような気持ちになります。

 バレーボールサークルの活動は、「チャララ」の活動の活性化につながり、ひいては園児増加の大きな原動力にもなっています。昨春からは、1台しかなかった通園バスが2台に増えました。園児が増えれば増えるほど、子どもたちの遊びにも活気が増します。

 今後もサークル活動を通じて、地域同胞社会を盛り上げていきます。
(キャプテン・李祐美)

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